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水戸店
「楽しい空間を作る為には」
投稿日:2018/11/20
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「楽しい空間を作る為には」
ライフスタジオの魅力と言えば
「自然光」「インテリア」「自然な姿での撮影」
と様々な魅力が多く詰まっています。
実際仕事をしている私からしてもお客様やスタッフのお陰で日々楽しい毎日を過ごさせて頂いております。
仕事が楽しいと真っ先に言えることにより友人達からも「楽しいって言えるって凄いことだよね」とよく言われます。
では「楽しい」とは?
様々な「楽しい」があると思います。
ですが、私の言う「楽しい」は日々変化して行く中での「挑戦」や「苦労」を示します。
75カットのデータCDを作る為にこれまでに培ってきた様々なポージングやしぐさを引き出す投げかけそして楽しい空間を作る為に必要な事を大切に日々働いております。
ですが動作が重くなる機械と同じで人間の私も時にはマンネリ化に悩まされたり四季があるこの日本だからこその環境の変化の対応に苦労したりします。
現在は秋から冬へと向かっている途中。
16:30~あたりから一気にスタジオが暗くなり日中、日が差している時とは違った場所選び、ライティングをしなければなりません。
水戸店の魅力でもある木が生えている部屋でも夜は上手くカメラやライティングを扱わないと暗く不気味に写ってしまいます。
なので個人的に普段は使わないのですがアシスタントも可愛いお洋服のコーデを考えて、そしてそれを着てにこにこしている女の子を見て私も共に期待以上のものを作ろうと思わされました。
挑戦する事から逃げては行けない。
挑戦から逃げるのは簡単だけど果たしてそれで仕事していて心から楽しいって言えるのか?
もちろんそれは楽しいとは言えずただの自己満足での楽しいになってしまう。
と私自身の中で思っております。
そんなカメラマンがカメラマンを語れる訳がないじゃないか。
私は85mmの単焦点レンズに付け替えて暗くならないようにF1.6程に絞りを開放しブレの無いよう脇を締めファインダーを覗き「ここだ!」と思った所でシャッターを切る前に一度、客観的に今まさにシャッターを切りそうになった時の写真の仕上がりを想像し微調整をする。
傾きはないか、カメラの設定は、構図は、余計な物は入り込んでいないか、立ち位置は、ライティングは。
などと体感時間が5秒以上あったが
実際にはほんの1秒以内だろうか。
自問自答を繰り返しそしてシャッターを切った。
インテリアを活かし被写体への視線を誘導する構図作りと暗い廊下と明るい部屋の明暗差を意識し撮影した。
おとなしい少女は一体何を想いランプを見つめているのだろう。
撮影中にパパが「どう?楽しい?」と一言。
この子は頷き「うん。」と言ってくれた。
みんなが楽しいと言ってくれる空間を私も楽しみながら日々、学び挑戦を続けこれからも作り続けて行こうと心に誓ったのであった。
photo by kazuki
cordy by ikuyo
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