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水戸店
大人になるという事
投稿日:2018/10/16
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20歳。成人式。
それは大人になるという事。
誰しもが幼い頃、大人に憧れを抱いていたと思う。
大きくなったら何になりたい?なんて聞かれ、それぞれが自分のなりたいものをキラキラとした目で語る。
私もそうであったかのように。
しかし、これは人にもよるが成長していく上で幼い頃の憧れを諦めてしまう事や迷う事が多少は出てくるかと思う。
その度に何度も悩み焦り苦しむ事によって本人の無意識の内に少しずつ大人への階段を上っていくのだと私は考えている。
「早く大人になりたいなぁ。」
と言っている内に気が付けば20歳。
「大人」と呼ばれる節目の20歳になる感覚は恐らく幼い頃に考えていたものとは全く違うように感じるだろう。
「まだまだ子供でいたい」
「気がついたら20歳になっていた」
よく耳にする言葉だが、そう思うのも無理はない。
何故なら高校卒業後たったの2年で「大人」と呼ばれてしまうのだから。
被写体の彼女は私の友人の妹さん。
撮影当日は私の友人である兄の話をしたり一緒に来店されたお母様とも思い出話に花を咲かせた。
時が過ぎるのは本当に早い。と思いながら私は撮影を行っていた。
それと共に不思議な気持ちが芽生えていて、それが何か分からないままその不思議な気持ちを抱え込んでいた。
「かずちゃんも立派になっちゃって」
きっとお母様が仰って下さったこの一言により私も気が付けばもう1人の大人になっていたんだなとカメラを持ち友人の妹を撮影しているこの状況とその一言によって改めて
「私はもう大人になったんだ。」
と気付かされました。
そうだよ!気付くの遅いよ!と思うかもしれませんが自分で大人と思っている感覚と仰って頂けた時の感覚はここまで違うのかと思いなんだか嬉しくなって涙が溢れそうになりました。
彼女に「20歳になってみて実際どう?」と問いかけると「う~ん・・・。」とまだ実感が湧いては無さそうでしたが22才の私が丁度今、実感したのだからそう思うのも無理はないでしょう。
でもね。そこにある鏡を見てごらん。
あなたはもう立派で素敵な大人の一員だよ。
これまでの事があっという間に感じるかもしれないけれど、振り返ってみると沢山の思い出が1つ1つ段になっていて1段1段、家族、友人、その他の人達と助け合いようやくあなたは今、20歳という大人の階段に両足を揃えて立ったばかり。
さぁ、これからが本当に憧れた「大人」になる為のスタートじゃないか。
成人おめでとう。君の未来に幸あれ。
photo by kazuki
coordinator by ikuyo
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