この5人はいつも仲良し5人組。
撮影に入った時から自分はとても懐かしさと親しみ易さを感じました。
なぜかと言うと自分も小学校、中学校、高校と他の友達とも仲良いけどそれよりも何か強いもので結ばれた今でもずっと仲良しの友達が居るからです。
みんなそれぞれ個性はばらばらだけど、その5人の仲の良さを見て自分が今まで経験してきたその何か強いもので結ばれたものと同じものが見えました。

手を繋いで写真を撮る時に男女で別れているので誰と誰が手を繋ぐかで、あぁでもないこうでもないと言いつつ頬を赤らめながら繋いでくれたり普段の会話をしてくれたりしてまるで自分もこの子達と同じ年齢の時と同じ気持ちにさせてくれました。

この帽子、カンカン帽と言っていました。
みんなそれぞれ破けてたり、変形していたりしていました。
1人が写真を撮る時に言った
「この帽子捨てちゃうんすよ！」
その言葉を聞いて自分はこの子の親でも何でもないけれどもみんなのその形が崩れたり破けたりしたカンカン帽にも色々な思い出が詰まっているんだろうね。みんな大きくなったんだね。と実際に親にはなった事ないけれども親心を感じたりもしました。
現実的には過去には戻れないけどやはり強い友情と言うものはどこにでもあって、これから先それぞれみんな違う学校へ行ってしまうけれども、何があっても写真で切り取ったこの一瞬を見てずっとこの子達が仲良しで居てくれたらいいな。
と私はそう思いました。