この写真が撮影されてから約５か月が経った。

ある程度の道しるべを示してもらいながら進むべき方向性を理解している部分と理解していない部分が交差することで時間の経過をともに前進をしているようなしていないような感覚に陥っている。組織としてはきっと前進していて、８割ぐらい完成に近づいているという声も聞こえてくるが、個人的には５か月前とあまり変わっていない。結果をみてもそうだ。最近撮った写真とこの写真にどのくらい違いがあるかと考えてみるが、正直あまり違いを感じられていない。目指すべき方向はわかっているが、ゴールはどこなのか？どんな写真が生まれたら我々は前進できるのか。うっすらキリがかった暗闇をゆっくり進んでいるような感覚に陥る。だからこの写真に戻りたいと思った。少し足を止めて、私たちがなぜこの写真を撮ろうと思ったのかを思い返してみる。

広告のような写真を目指した

理由は明確だった。目指すべきは広告写真で、ポイントはポーズと小物である。

 

そして、この５か月でわかったこともある。時間を経過しながら道を整理してきてわかったこと。それは広告写真を撮る理由は「既存のハウススタジオで撮られていないもの」という前提が加わった。それは逆光、色の少ない背景、人中心、明るい、笑顔な写真とは正反対のものだ。

だから何が変わる？と言えばそれまでかもしれないが、キリを晴らすのは情報整理だ。

これからしないといけないのは、いい意味で上の写真を否定し次につなげないといけない。

私の考えるひとつのポイントは「MANYorBIG」だ。