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いつか思い出して。
投稿日:2020/1/31
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このポーズ、個人的にとても好きです。
ですが、まだ小さなお子様がこのポーズを自然にとるのはなかなか難しいです。
私達は撮影の中でこのポーズをしてもらうために、
「あれ!?足の裏に何か着いてない!?」
とか
「靴の色何色だっけ!?」
とか話しかけるわけです。
要は、ポーズというより仕草。
それが自然な動きを生みます。
ポージングってやってみると、大人でも難しいもの。
この子は仕草が本当に可愛くて、
足の裏を見るためにドレスのスカートも掴みながら一生懸命に見てくれました。
バランスを崩さぬよう、ハシゴに手をかけているのも可愛いポイントです。
同じように足の裏を見ようとしてもらっても、
子供達一人一人によって全然違う仕草を生むので、カメラマンの工夫だけでなく、子供達それぞれの個性もあり写真は生まれていきます。
考え出すと、写真というのは奇跡の連続だなあと思っちゃったりします。
クサイですが、あながち間違いじゃないなって。
この子が大人になってこの写真を見たとき、何を思うでしょう。
「自分が3歳でこんなポージングをしてたなんて信じられない!」
とか
「ちゃんとモデルさんしてる!」
とかでしょうか。
何十年も経って、撮影時の記憶は残っていなくとも、見返し何か幸せを感じ取れる写真を残せていたらと思っています。
"人生の写真館"というライフスタジオのキャッチコピーを大切にしたいと改めて思った今日この頃です。
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