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越谷店
日常は宝物
投稿日:2019/12/25
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ライフスタジオのスタッフとして撮影をしていて、最近特に強く感じることがあります。
撮影に訪れる子供達を見て、「この子達は幸せ者だなあ。」と。
当然、パパやママの存在があって、親御様が子供達の事を想うからこそ、僕たちの仕事が成立しています。
自分も両親に愛され、たくさん欲しいものを買ってもらったり、旅行に連れて行ってもらったりと、今の生活のルーツは幼い頃の経験を家族がくれたからこそです。
ただ、写真に関してはスタジオで出会うご家族を見て考えると、自分の幼い頃の写真はそこまで多くはないように感じてしまいます。
いまの時代だからこそ、スマホでも簡単に写真が撮れたりしますが、自分が幼い頃はカメラやビデオカメラは高価なものでした。
もちろん、フォトスタジオも今より少なかった印象で、毎日撮影をしていると、「ああ、自分も1歳の時の写真とか、節目節目にこういう形で残っていたら面白そうだな。」とか。
そして、お客様によく言われることは、「子供の写真は撮ることがあっても、家族写真はなかなか撮れない」ということです。
「確かに…確かに。」と思うわけです。
自分も両親と一緒に写ってる写真ないなあ…欲しいなあ…と。
ライフスタジオではご家族写真も撮影しており、カメラ目線でしっかり撮ったり、普段のようにお話ししている場面も作ったり、撮影したりします。
この記事に載せている写真はまさにそんな場面で、いつものように遊んでもらっている写真です。
1歳の時の記憶はほとんどないもの。
本人だけでなく、パパやママにとっても、子供が1歳という大変な時期と、これから長くある子育ての時間であっという間に忘れてしまうのではないでしょうか。
撮影で出会ったお客様に毎回のように言ってしまいますが、
「お子様だけでなくパパさんやママさんも含めて、今のありのままをこうして残していただけて本当に良かったと思います。」
というのは本音ですし、自分の立場で写真が沢山は残っていない身だからこそ、言えることです。
そう思ったとき、僕らは毎日幸せに遭遇し、それを宝物へと変えることができる仕事だと感じます。
そんな自分たちも幸せだなって思います。
何気ない日常こそ貴重に感じ、貴重であることに常々気付ける環境はなかなか無いなあって。
これからも、僕らとお客様とで一緒に作る空間が、お客様にとっても自分にとっても宝物のような思い出となりますように。
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