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越谷店
主人公。
投稿日:2019/10/30
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ライフスタジオでは基本、撮影をスタッフが2人1組となって行います。
ブログ等の過去記事でも私は触れていますが、ライフスタジオには色んなスタイルで撮影を行うスタッフがいて、
それがカメラマンやコーディネーターひとりひとりで違えば、その組み合わせもその日のお楽しみ。
2人で撮影を盛り上げ、雰囲気を作っていくわけで、それも当然その時により様々。
それと同時に忘れてはいけないのが、あくまで主役がいるということ。つまりお子様やそのご家族です。
スタッフが様々であると同時に、被写体であるお子様の性格も様々なので、その子に合う雰囲気を作ります。
写真も同様です。
コーディネーターがその子に合う洋服をご提案し、カメラマンがその子を表す写真を撮る。
もう少し細かく言えば、構図や使う小物も絡んできます。
今回選んだこの写真は、被写体である男の子の雰囲気が存分に表れているな、と個人的に思います。
今年小学生になった7歳の男の子。
入学のご記念で撮影に来てくれました。
男の子というと元気いっぱいなイメージですが、この子はとても可愛らしい顔をしていながらも少し控えめで、時折見せる表情に大人っぽさも感じる、とても魅力的な子でした。
そして、控えめなのに、とにかく爽やかな雰囲気を放つ彼。
とにかく白が似合う。
コーディネートはとてもシンプルですが、爽やかな白をベースに、日常的なデニム調のシャツ、可愛らしさも引き立つ赤のニット帽。
シンプルでいて本当によく似合うなあ、と何度も思います。
背景や枕を使って白で包み、本を読んでもらう。
彼らしさが写真にも現れています。
少し照れながらもこちらをみてニコッと笑う表情も良いですよね。
休みの日の朝っぽいなあ、とか連想できちゃったりするのがまた面白いです。
こういった、被写体のらしさを存分に引き出すことも沢山あれば、非現実を求める部分も写真にはあって、
写真というのは奥が深くて、正解がない…
でもそれが、写真の面白いところでもあると思います。
思い出を残すだけじゃなく、そこにストーリー性や興味を惹くような表情、表現など、静止画の可能性を信じて今後も向き合いたいと思います。
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