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越谷店
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内なるもの

投稿日:2019/7/31

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photo by Volvo

coordinator by Umino

 

この写真を見てまず何を感じるでしょうか。

 

この子の見つめる先に何があるのだろう?

 

そんな連想をする方が多いかもしれません。

 

この男の子には3歳年上のお兄ちゃんがいます。

 

お兄ちゃんは学校の為、今回は1人での撮影。

 

最初にご挨拶をした時、

 

人見知りではなく、少し心細そうな、そして恥ずかしがっている、そんな彼の姿を思い出します。

 

それでもこの撮影を通して、彼の色んな一面を見ることになります。

 

ご挨拶をした後に少し場所を離れ、また彼の元へ戻ると、

 

声は出さずとも1人で楽しそうに動いたり、

僕と目が合うなりママの足元に隠れたり。

 

最初の着物のシーン以降は、彼は僕達にも心を開いてくれ、インテリアにある白クマを大変気に入り、ひたすら戯れる場面や、

 

彼なりのユーモアで、僕達にツッコまれながらも色んな楽しい表情、動きを見せてくれました。

 

それでも、彼はあまり多くは語りません。

 

実は彼、カメラがあまり好きではないのだとママさんから聞きました。

 

照れ隠しではありながら、僕達との時間を理解し、楽しもうとしてくれる。

 

その姿は、勇敢な男の子。

 

最初の着物のシーンにしてもそう。

 

この写真が生まれたのも最初のシーン。

 

お兄ちゃんが不在で心細さもあり、恥ずかしさもあり、苦手なカメラを向けられることを分かっていながら、

 

着物をきっちり着こなす。

 

この写真で彼が見ているのは、天井に設置された何てことないワイヤーの線。

 

僕が

 

「これ見てたら夢とか希望とか湧いてくるかな?」

 

と言うと、カメラマンのvolvoさんは

 

「このワイヤーの線のことをドリームラインと呼んでいるんだ。」

 

なんて僕達がボケをかましていると彼は"しっかり"それを見るのです。

 

本当に、人生の先にある夢や希望を見据えているような表情で。

 

茶目っ気がありながらも勇敢な内面を知っているからこそ、振り返ればこの表情は彼の男としての強さが滲み出ているように見え、

 

それを知らなくとも、彼の表情から可能性が見えてくるような、

 

両極で感じ取るものが多いと感じます。

 

 

 

彼の視線の先に余白をさほど残さず、

 

被写体のバランスがとれていつつ、彼の人間性を表現し、また視線の先が気になるような構図で撮られたvolvoさんの写真は、僕の心にも残る写真です。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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