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越谷店
お昼寝前の
投稿日:2020/8/31
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被写体である彼は2歳。
お話が上手でこちらに対してもニコニコと話しかけてくれる子でした。
外を走る車や、スタジオ内のおもちゃなど色んなものに興味を持ち、そのものに対しての集中力もあります。
コーディネーターのななみちゃんが選んだ衣装は、ベッドのインテリアにも優しい雰囲気の彼にも色味がぴったりでした。
シャツに蝶ネクタイというのはかっちりした印象も与えますが、ななみちゃんの文章にあるように、「お出かけから帰ってきたのかな?」という、この写真以前のストーリーも見えてきます。そう考えると、彼の切りたての髪からも想像が膨らんでいきますよね。
光は半逆光で強くもないので、この柔らかい印象は損なわず彼の表情とも合っています。
ベッドにちょこんと座っている姿が可愛らしいと思い、その彼の体重で沈んでいるベッドの柔らかさが写るよう、少し上から撮りました。そのことによってベッドの質感が強調され、手前の枕も奥行き感を出す役割を果たしてくれています。
ではここまで、色味や雰囲気が統一されているので、この写真を見て気になるのが、彼の持っている「黄色の新幹線」。
色が強いので無いほうが良いとも考えました。
ベッドの上というのは子どもも大人もリラックスしているため「素」が現れる、すなわち「自分らしさ」というのが出てくるものだと思います。
ママさんが出してくれたおもちゃ。彼のママさんパパさんは、彼の意見を尊重して普段から接しているのが撮影中もわかる優しい方々で、このときも「どっちがいい?」と彼自身におもちゃを選ばせていました。
そして彼が選んだのがこの「黄色の新幹線」。2歳は自分の意志も表に出すことが出来ます。
私は、そんな彼の今の「らしさ」を一緒に写すことを選択しました。
それにより、「お昼寝前にお気に入りのおもちゃで遊んでいる彼」という、
私たちの作り出したストーリーと彼にしかない、彼だけのストーリーの2つが見える写真となります。
このようにカメラマンとコーディネーターがイメージを共有して一緒に写真を作っていくことの大切さ、
そしてそのイメージはあくまで理想であり、完成させるためには「被写体らしさ」が必要不可欠であること。
これからもこのことを忘れずに、その撮影に参加している皆で写真と思い出を作っていきたいです。
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