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越谷店
夢をかなえるゾウ
投稿日:2013/4/30
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夢をかなえるゾウ
水野 敬也
この本が出版されたのは2007年。
ずっと読んでみたいと思っていたこの「夢のかなえるゾウ」
以前はハードカーバーでしか売っていなかったが、文庫サイズが売っていたのではじめて読んでみた。
本の中ではごくごく一般の生活をしているある青年が突然ガネーシャという名前のゾウの姿をした神様と出会うことからはじまる。
青年は今の生活に辟易としていた。
会社の先輩に誘われて行ったパーティー。
そのパーティーに出席しているのはタレントやモデル、実業家など。
あまりにも自分との住む世界の違いを感じてしまい、落胆していた。
するとある日突然目の前にガネーシャと名乗る関西弁でしゃべるゾウがあらわれた。
その突然あらわれたゾウは青年に言う
「覚悟、でけてるわな?」
本の導入部分が終わると、今日からガネーシャから出題される課題を毎日1つづつ実行すると書いてある。
何の意味があるんだろうかと疑問をいだくこともあるかもしれないが、これから出てくる課題は過去に大きな仕事を残した偉人ったいが通過した課題でもある。
実行してその効果を実感してください。
まず一番はじめに出た課題は【靴を磨く】
ガネーシャは毎回課題を当たる時はその課題を実行していた偉人の話をする。
「自分、イチローくん知ってる?イチローくんはな、他の選手が先に帰っても、ずっと残ってグラブみがいてんのや。彼はな、小学生のことからそうしてんのや。『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』言うてな。そういう仕事に対するまっすぐな姿勢があるから、メジャーでずっとトップ取れてるんやで」
靴は毎日自分を支えてくれている大切な存在。
私は玄関で靴を脱いで仕事をしているので1日靴を履いて仕事をする日はないが、でも新しい靴で出かける日は何だかすごく気持ちが良かったような気がしていた。
ちょうど新しい靴を買ったばかりだったので、その靴を履いた日は帰ってきたら靴の汚れを取るようにした。
【食事を腹八分目におさえる】
「料理作ってる人や、素材になってる生き物には感謝せなあかんけど、でもな、基本的には自分ら食い過ぎやねん。食い過ぎると身体に悪いし、眠なるし、手中力が下がるし。あ、あとな寝る前に食い過ぎると目覚めが悪いんやで。自分が朝起きられへんのもそのせいちゃう?」
「『一切ノ疾患ハ宿食を本トス』。『宿食』ちゅうのは食いすぎのことでな、食いすぎがいろいろな病を引き起こすという教えなんやで」
この『一切ノ疾患ハ宿食を本トス』というのは釈迦の言葉だそうだ。
仕事が終わりお腹を空かせて帰宅するとついつい食べ過ぎてしまう。
しかも食べるのが遅いのでご飯をたべてから2〜3時間で寝る時間という事もざらである。
身体にもあまり良くないと思っていたら、朝起きられない事にも関連しているなんて驚きだった。
腹八分目というのは案外難しく、もったいないと思って食べてしまう事も多いが、夕ご飯の量を減らしなるべく八分目目指している。
その後も沢山の課題がありガネーシャの偉人の格言付きで話しは進んでゆく。
そんなガネーシャから最後の課題がだされた。
【毎日、感謝する】
最後に語れるガネーシャの言葉はすごく平凡で、でもみんなが忘れてしまっているような言葉だった。
当たり前に自分の前にあるものは、本当は全部有り難いもの。
世界をかたちづくっている何にでもいいから感謝する。
足りてない自分の心を「ありがとう」で言葉を満たすんだ。
ありがとう、ありがとう、みんなのおかげて私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんだ。
ガネーシャの出す課題1つ1つは本当に些細で正直全部実行するには自分の心の決意が足りなかった。
でも、最後の言葉を読んで私はもう一度ちゃんとした目標を持って読んで、実行してみたいと思った。
本の中でガネーシャはうだうだ色々な言い訳をする青年にこう言った。
「おまえなぁ、このままやと2000パーセント成功でけへんで」
結局自分は出来ない事に理由を付けているのだ。
疲れている、お金がない、忙しい・・・
本当に変わりたいと思った時にはそんな感情捨てなければならない。
人生は1一度きり、やらなければ後悔して終わるだけ。
せっかくの人生なら謳歌して終わりたい。
私のそばにガネーシャはいないが、これからの自分のために今の生活の中で充実した日々を送りたい。
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