Staff Blog
越谷店
どんな風に見えるか
投稿日:2022/8/31
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codi by Umino
photo by Manami
写真の中で被写体がどんな風に見えるように映したいか、
それを表現するにはいろいろな構成要素が必要です。
まず、被写体がどんな衣装を着て・どんな小物を身に着けているのか。
レースの様な服なのか、ドレスなのか、カジュアルなパンツスタイルなのかなど。
今回の被写体の彼女はシックな黒のパンツスタイルのマニッシュコーデでした。
ロングヘアーを束ね、多いな帽子に、イヤリング、蝶ネクタイの彼女の姿はそれはそれは彼女に似合っていてドキっとしました。
すごく可愛い彼女でしたが、彼女が着ているマニッシュな衣装と小物などから、可愛い彼女から出るかっこよさを出したいと思いました。
もう1つ私が思うかっこよさを表現する為のインテリア。
彼女の衣装の色味は全体的に白黒貴重だったので、色味のあるインテリアを入れたいと思いました。
その中で越谷店のvolvoゾーンという代表的なインテリアには、オレンジや黄色のお花をセットしているので華やかも感じる事ができます。
かっこよさの中にある、彼女のかわいらしさがこのお花で表現できると思いました。
このインテリアでは、サイドからのサイド光と、背景のインテリアにライトがセッティングしてあるので2つの光を使えます。
撮影した時間帯サイド光から強い光が入っていなかったのも良い点で、
被写体には暗くなりすぎなり程度に光が当たり、
今回は全体的に明るすぎずに、オレンジなどのお花の色が活きるように背景のライトもオレンジライトのみを選択しました。
限られたサイド光の光が被写体に当たり、背景のオレンジライト、お花の
公開、そして、カメラの近くに置いた被写体へ被らない程度の前ボケを置く事で、写真の中で光の層が生まれ立体感を感じさせると思います。
そして最後は画面の水平垂直のバランスです。
上すぎず、下すぎず、被写体にまっすぐ、インテリアに水平垂直でど真ん中にバランス良く配置される事をしっかり考えながら画角を決めました。
このような構成要素をすべて組み合わせてシャッターを切った時、
インテリアの中で被写体を活かす写真が生まれます。
彼女をみた時に感じた、甘かっこいいイメージに近づいた1枚になったと思います。
私たちはどんな風にすれば被写体がよりよく見えるのか沢山の可能性の中から探ります。
いつも撮影しているインテリアでも被写体が着ている衣装でこんなにもわくわくした気持ちさせてもらえて感謝しかありません。
私たちは日々、新しい感覚を持ちながら表現をしますが、やはり目の前にいてくれる被写体に生かされているなと思います。
これからも変化を楽しみ、可能性を探っていきます。
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