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越谷店
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そこから何が見える、

投稿日:2022/7/31

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codi by mizuki

photo by manami

 

写真を撮影するとき、写真を撮る人たちであればいろいろな事を考えると思います。

100人のカメラマンがいたら100通りの考え方があり、カメラマンがどんな事を考えながら撮影するかで写真は変わっていくと思います。

 

今回撮影させていただいた彼は12歳で、2010年からライフスタジオに通ってくださっているので、大先輩です。

 

年齢で言えばまさに思春期、嫌がったり不愛想になる事だって成長の過程の中で誰もが通る道だと思います。

しかし、彼は出会ったときから変わらずずっと素直で優しくて

元気でやんちゃなかわいい弟くんと一緒に私たちの撮影にお付き合いしてくれます。

 

1年前の撮影も私がさせていただいていたので、

前回と少し違った雰囲気で撮影してみようと撮影前から決めていましたが、

この写真目指す事が出来た理由が2つあります。

1つは全体会議の中の写真主題の取り組み、

もう1つはスタッフ同士での写真の練習

 

この2つです。

 

1つめの全体会議の写真主題はライフスタジオの中で1年に4回多くの店舗が集まり全体会議を行っています。

その中で写真チームの取り組みがあり、1つ前の課題が2以上の光を使った写真でした。

私はコーディネートチームに参加している関係で写真チームでの課題提出はしていませんでしたが、写真チームに一参加しているスタッフと一緒に練習は行っていました。

実際取り組んでみると痒い所に手が届くような感覚があり、

自分になかった要素を組み込む事ができるようになりました。

 

もう1つのスタッフ同士での練習、

これは上にあるようにみんなで夜の時間や空いている時間を使いスタッフ同士で撮影練習も行いました。

この撮影場所は実際なおちゃんが撮影練習をしていて、なおちゃんにインスパイアされてこの撮影場所で撮影を行いました。

撮影練習をしなければここで撮影をしていませんでしたし、

カメラマンたちみんなでどんな風にすればよい写真が撮影できるかみんなで試行錯誤しながら挑戦している事がとても大切だと思っています。

みんな良い写真にしようとカメラマンもコーディネーターも一生懸命チャレンジしています。

 

今回のこの写真では3つの光を使っています。

光と色で彼の大人でもなく、でも子供でもない、絶妙な年齢ならではの透明感と優しい雰囲気を表現したいと思っていました。

 

1、画面一番奥の窓からの全体を少し明るくする光

2,被写体の少し奥に置いている輪郭を出す為の補助光の光

3,画面前方部分に入れた窓の反射で映る外の光

 

 

基本的にインテリアは光を取り込む明るいインテリアが多いですが、ここは2階にあるモニター室で唯一昼間でも窓が遮光されるので、陰影差をわかりやすく出す事が出来るお部屋です。

窓を全部あけてしまうと窓に映る外の光と色がわかりにくくなってしまうので、光の加減を調節しながら被写体と部屋の中を陰影差を大事にし、でも、被写体の存在を曖昧にしないために被写体の輪郭がわかるように補助光として手持ちライトを被写体の奥のソファに配置しました。

 

画面全体の中で印象的な画面前方部分の色味は私個人としてはモネの睡蓮のような印象派のタッチの色味をイメージしていました。

カラっと晴れた空と、緑は窓に映す事で輪郭がぼやけ色として光として被写体の印象をより透明度の高い雰囲気にしてくれます。

 

写真を撮り続けていくのであれば、きっと探求して探し続ける事に終わりはないでしょう。

それはとても長くて険しい道のりかもしれませんが

それでも進み続けるしかありません。

素敵な姿を撮影させてくれた彼に感謝を伝え、来年も撮影させてくださいの約束をしました^^

来年も13歳の素敵な姿残しましょう。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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