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越谷店
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投稿日:2021/9/30

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coordinator by Takako
photo by Manami

 

当たり前の事ですが赤ちゃんはポージングができません。

どんなに指示をしたとしても会話でのコミュニケーションは難しく、

基本的に赤ちゃんたちの思う様な動きでの撮影がメインとなります。

 

今回のこちらの写真の彼。

被写体の彼の1つ1つの動きがあまりに可愛らしく

私もコーディネーターの貴子ちゃんも撮影中はアイドルを目の前にしているくらいのはしゃぎっぷりだったと思います。(笑)

 

今回こちらの写真で気を付けたポイントが3つあります。

1、麦わら帽子と被写体の赤ちゃんが着ているお洋服のバランス

2、全身を入れた画角で撮影すること

3、帽子をかぶった瞬間と後の動作を撮影すること

 

1、麦わら帽子と被写体の赤ちゃんが着ているお洋服のバランス

これは被写体の彼が来ていたお洋服が彼自身に信じられないくらい似合っていて、上半身のシャツ、下半身のかぼちゃパンツ、ひざが隠れないくらいのギリギリの靴下この全身のバランスが最高だったのでこの私が肉眼でみていた絶妙で最高な彼のバランスを伝えたいと思っていました。

 

2、全身を入れた画角で撮影すること

これは先ほどの1,の中で書いた様に全身の様子がわかる様に撮影したいと思っていたことと、彼は麦わら帽子を持ってきてくれていてその麦わら帽子が入った場合絶対にアップよりも全身を写すことがより魅力的な写真になること、そして緑の多いエリアで撮影していたので、

被写体の彼の着ている衣装が色味が少なくナチュラルテイストで背景の色味を入れると写真が華やかになり、統一感が取れます。

なので全身を入れ、背景を意識しました。

 

3、帽子をかぶった瞬間と後の動作を撮影すること

この麦わら帽子をかぶるときはかぶった瞬間、かぶった後両方撮影したいと思っていました。

被写体の彼は1歳なのですが、こうやって動いてほしいな~と思うような動きをよくしてくれていたので、この時も帽子をずっとかぶっていて欲しいというよりも、帽子をかぶされた後にどんな反応のをするかの写真を撮影したいと思いカメラを構えていました。

実際に彼は帽子をかぶせられ、帽子に手をかけましたがゆっくりと帽子を取りながらしっかりカメラ目線までしてくれました。

私はこの写真の彼のあれれ~っと感じているような表情が帽子の隙間からちらっと見えるのがたまらなく好きです。

 

 

赤ちゃんの撮影はなかなか私たちが想像するようなイメージ通りには撮影が進みません。

赤ちゃんたちはみんなすごく頑張っていて、小さな身体で長い時間一緒に撮影を頑張ってくれるので本当にありがたいと思います。

なかなか思う様に撮影が進まない中でも赤ちゃんだからこその私たちの想像を越える瞬間が沢山あります。

イメージとはやはりその名の通り想像です。

人間は自分で考えて動く生物でなので、その時の被写体の状態感情で沢山の事が変わります。

そこにいる被写体の時々で変わる現状を出来る限りファインダーの中で納めるために私たちは日々イメージをしながら自分の想像力を強化しているのではないかと私は思います。

想像もできない可愛らしい姿が目の前を見ると笑みがこぼれます。

一瞬一瞬の貴重な時間を少しでも写真の中で見ていられるようにこれからもがんばります。

 

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