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越谷店
jumeaux
投稿日:2021/8/31
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coordinator by Masakuni
photo by Manami
今回の写真のこの子たちは私の大好きな2人。
元気で可愛くてひょうきんで会うといつも元気をもらえるこの子たちで撮影したいイメージを撮影する前から考えていました。
今回はハーフ成人式の袴を2人で撮影するので草加店で撮影をさせてもらいました。
2人は双子です。
顔はそっくりで初めて越谷で会ったときはあまりに似ていたので間違えてしまう事もしばしば。
でも、年々関係性が出来ていく中で2人の特徴が分かっていき、
今年で11歳だけど、はじめて会った時と全然変わらないかわいい2人がまた来てくれて私の頭の中のイメージがより強いものとなりました。
本当に仲良しの2人はいつも仲良く内緒話をしたりしていて、
時にちょっと小競り合いがあったり、でもその直後に大爆笑したり。
こんなに感情を共有できる相棒みたいな兄弟がそばにいるって
最高に楽しくて最高に幸せじゃないかと2人をみているといつも思います。
なので私が撮影する2人の写真は元気いっぱいな感情が溢れています。
感情が豊で楽しいことを力いっぱい出してくれる2人だから私も楽しくて元気でわくわくする写真になる事が多いですが
私は2人がふとする大爆笑でもなく、かまえている訳でもない自然な表情がすごく好きで、
楽しくて元気いっぱいの中に2人の成長と魅力にぐっと引き込まれるような気持ちになる写真を残したいと思い
今回この写真を撮影しました。
撮影では草加店の奥にある青い壁を使う写真をイメージしていました。
なぜ青壁なのか。
草加店の青い壁は青の中でも藍色のような深みとくすみのある青色で
コントラストをしっかり際立たせてくれます。
今回は元気でパワフルなこの子たちでモノクロで画面いっぱいに2人がいる写真を撮りたいと思っていて、青壁はモノクロ写真ととても相性がよく、更に、青壁ゾーンは再度から強めの自然光が入るので白と黒の差もしっかりと表現できます。
なぜ、カラーではなく、モノクロ写真なのか
私はこの子たちの今だけの表情と姿に意識を集中できる写真にしたいと思ったからです。
カラーの写真は情報量がとても多いです。
インテリア、背景、前ボケ、人の肌の色、髪の色、服の色などなど。
目で見る情報量が多いと色々な事を考えるので何かに集中させたいと思うと
極力全体で使う色味を少なくし、統一することで意識がスッとそこに集中していく事ができるので
今回の写真でもモノクロにする事で彼らの表情に意識をもっていく事が出来ます。
2人は1人がけの椅子におしりを半分こにして座っていて、
仲良く寄り添い、頭をぐっと寄せてもらいなるべく小さくなってもらいました。
なるべく画面いっぱいに、でも画角が窮屈だと感じないくらいの量で切り取る事で情報の量が精査され
被写体に集中する事ができます。
2人がしている2人の顔はいつも私がみている2人の素の表情を収めることができました。
ライフスタジオに来てくれるのは今回で11回目。
2018年の時に越谷店で初めて出会い、
私がはじめて入った時はなんと、撮影していたCFのカードが休におかしくなってしまい、データが消えてしまいました。
復旧ソフトを使いなんとか復旧できたけど、モニターは当日できないという事で再びスタジオに足を運んでもらう事に。
でもその時パパさんママさんは
「子どもたちはまたスタジオに行けるって喜んでます!」
そんな暖かい言葉を嫌な顔せずずっと笑顔でお話ししてくださり、
2人も「やった~!」なんて楽しそうにしてくれて本当に心が救われました。
越谷のクリスマスのイベントにも来ていただき、越谷スタッフで2人を知らない人はいません。
3年も2人の成長を残させてもらい、会えただけでいつも笑顔が止まりません。
できることなら、2人が成人するまで撮影したいな…
そんな風に思いながら撮影に入れる事をとても幸せだなと感じ、
こんな世界で幸せを感じられる仕事をさせていただいている事をとても嬉しく感じます。
写真で人々を幸せに。
その気持ちをより感じながらこれからも写真を撮っていきたいと思います。
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