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越谷店
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光と影

投稿日:2021/4/30     更新日:2021/5/1

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coordinator by Umino

photo by Manami

 

 

写真をとるとき、色々な事を考え、行動します。

まずは写真に写る被写体がどんな様子か観察します。

インテリアの中の光の状況を確認し、

被写体の状況を見てどこか一番適切なインテリアを決めます。

この時、人見知りがあったり、撮影内容の状況によって、状況を最優先する場合と、

インテリアの中でその時一番とりたい場所を優先する場合と状況によって選択肢がいくつか変わります、

ポーズを決め、被写体の服装などを確認し、露出をみて、引きなのか、寄りなのか、

画角を決め、シャッターを切って、

次のカットは引きなのか、寄りなのか、

インテリアの角度を変えて、ポーズも変えて、引きなのかよりなのか。

 

75枚撮影するといにはこういった一連の流れを75枚分考えながらシャッターを切っています。

今回被写体の彼は新1年生。

最初は照れていてもじもじしていましたが、

すぐに楽しそうに写真に参加してくれるようになりました。

緊張もなく、彼は写真を撮ること受け入れてくれるので、私はまず、この時間にはインテリアの中にはどんな光が入っていて、今一番よく光を使える場所はどこか感がえました。

この時間は1日の予約の最終枠で、

1階のお部屋には一番強い西日がしっかりと入る時間です。

1階の部屋の中に入る光としは一番強い光で大きな窓から入ってくる光は部屋の入口の奥まで差し込んでいました。

玄関から廊下は基本的に電気を付けないと光は入らず暗くなります。

廊下の電気は消しておくことで、大きな窓から入ってくる光がとても印象的に陰影差が生まれます。

ここから入る光に合わせて被写体奥とを置くと、被写体に入る光はほぼ順光の光になります。

けれど、大きな窓の近くにある葉っぱがついた木のインテリアのが少しだけ光を遮ってくれるおかげで、被写体の足元に入る光に影ができて、光がキラキラ、ゆらゆら揺らめいて見えました。

強い西日と廊下の暗い色をなるべくくっきり出すために、シャッタースピードはなるべく上げて光がくっきり見えるようにし、コントラストも通常より濃いめにすると陰影がある場所ではより色味ははっきりと見える様になり、足元の光も光と影がより分かりやすく見えます。

被写体の彼はすごく元気いっぱいで、にこにこ笑顔がとてもかわいらしい子でした、

こういった光の中はどんな状態を選択するべきか考えます。

彼はとてもよく笑ってくれて楽しそうな瞬間が沢山とれていました。

どういった瞬間を多く捉えられていたのであれば、こういった陰影がある場所では表情は真面目に少し物憂げなポーズを作ることで、目の前にあるインテリア、光の状況にとてもマッチするようになりました。

いつも元気いっぱいな彼の、大人っぽい成長した姿を写真の中で残せたらと思いました。

 

この後はずっと元気いっぱいかわいい顔を沢山見せてくれました^^

 

 

写真と撮るというのは正解がなく、数えきれない程の可能性の中でその場所にいるその子だけの写真とることができます。

被写体の数だけバリエーションがあって可能性が永遠に広がっています。

無数の可能性から目の前にいる子たちに何が出せるか・・・

 

写真は永遠に終わらない探検だと思います。

探検を続けよりよい可能性が出せる様に日々頑張っていきたいです。

 

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