Staff Blog
越谷店
記憶を記録していく
投稿日:2020/9/21
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coordinator by Naomi
photo by Manami
小さな頃の記憶って
みなさん何歳くらいから覚えていますか。
私実はめちゃめちゃ都会産まれで3歳くらいまでは東京の早稲田という場所に祖父母と一緒に住んでいました。
祖父母にお祭りのはっぴを着せてもらいお祭りで買ったかき氷を食べさせてもらった記憶が微かに残っています。
全ての記憶は残っていなくても、どこかに昔に感じた匂い、感覚、気持ちなどはみんなの中に残るっているんじゃないかと思っています。
そんな記憶を思い出すきっかけになるのって動画や写真じゃないかと思います。
お祭りの記憶を思い出したのも祖父母と一緒に写っている写真を見た事がきっかけでした。
記憶は当たり前に薄れていくからどこかで記憶を記録していくのが私たちが持っている写真というツールだと思います。
この子は3人兄弟の末っ子くん。
今回撮影ではお兄ちゃんとお姉ちゃんの七五三の写真と、末っ子くんも1歳記念での撮影でした。
お兄ちゃんお姉ちゃんたちの撮影中もとっとこ、とっとこずっと歩いていて長い待ちの時間があったけどとても楽しそうに撮影に参加してくれました。
パパとママに入ってもらおうと思ったのは末っ子ちゃんとの3人ショットを撮影する機会は少ないのではないかなと思ったからでした。
一緒にいた時間は消える事はないけれど、赤ちゃんと呼べる期間はとても短くて、
今ここにいる小さくて可愛くてあっというまに過ぎていく時間が少しでも何か残っていたら大きくなった時に自分にはこんな時間があったねと家族で振り返る事ができる時間を作る事ができるかもしれません。
3人ショットを撮影するときに大事にしたのは透明感です。
通常2人以上の撮影をする場合はF値は上げて撮影する事が多いのですが
今回はF値は下げて2.8で撮影しています。
2.8までF値を下げ、前ボケを入れると奥行感と透け感が出ます。
赤ちゃんより、大人の方が身体が大きいので明るく優しい雰囲気を作る為の工夫をしました。
人生に永遠は無いけれど、でも今のこの時間がここにあるのは確かです。
今過ごしてるこの思い出の時間を心のどこかに残せたらうれしいです。
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