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越谷店
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彼のこころにさすひかり

投稿日:2017/9/30

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ManaMakanaでも書かせてもらった彼はとても優しい男の子でした。
着物が終わったあとは彼の負担にならないように、
でも彼の優しく繊細でも少し大人っぽくとるにはどうすればよいか、そんな事を考えて撮影に臨み、
インテリアを見ると一番奥の壁に大きく光が差し込んでいました。

夏が終わり、この季節になると日が落ちるの少しづつ早くなってきます。
西日が強く入ってくる時間にはインテリアの柱をぬって光が差し込み、光のラインが出来上がります。
壁というのは、壁が行き止まりであり、これ以上の奥行がない分、どうしても平面的になってしまうので、
光があまりない場合は壁に被写体を壁に付けた状態で正面から撮影しません。
この時間にはちょうど3分の1より少し多いくらいの割合で、光のラインが壁に出来ていて、
壁自体にとても立体感かあるように感じました。
この光の部分に被写体の彼にひさに顎をつけてもらうような少し屈んだ姿勢で座ってもらうと、
ちょうど彼の頭の先から光がさしていて、
彼の足元の床にも出来ていた光のラインを一緒にみることで画面上部の重厚感のあるレンガの壁と、
被写体のいる下部の差がよりくっきりとでて被写体に目線がいくように撮影しました。

足元に前ボケを入れたのは、
奥の壁に光の効果があり、少し奥行があるように感じられる部分に、
壁の色に近いピンク系の前ボケを入れる事で更に画面と被写体の奥行で広さを感じられるようにしました。
 
彼のうつむいた顔とは裏腹に横から降り注ぐ光に彼の希望を感じてほしいと思いました。
 
一生懸命に私たちと一緒に写真を撮って協力してくれる子どもたちをより
可愛らしく、かっこよく、美しく、大人っぽく、無邪気に・・・
思い描くいろいろな姿が撮影できるよう、日々研究をかさねていきたいです。
 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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