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越谷店
夢をかなえる公式 静岡P43
投稿日:2012/2/28
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夢をかなえる公式
著者:イ・ジソン
Center:蒔田高徳
本屋で珍しく韓国の本があるなと思った。韓国で50万部以上のベストセラーついに日本上陸!と背表紙には広告がついていた。興味本位で買ってみた。この手のタイトルは好きだ。この類の本では、当たり前のことが書いてあったりするが、エピソードも、内容も言葉もすごくわかりやすくて読みやすい。おすすめだ。
この本ではR=VDの公式というものがある。本を読んで私もこの公式が大好きになった。
生き生きと『Vivid』夢見れば『Dream』かなう『Realization』
『Realization』=『Vivid』『Dream』という訳だ。生き生きと夢見ることをしている人間ではないから、叶えることもない。逆に何かをかなえた人は漠然と努力だけをしてきたのではなく、生き生きと夢を見てきたのだ。
これまで私はどんなVDをしてきただろうか。成功VDか、失敗VDか、それとも何もVDはしなかったか。成功したければ、心身を成功エネルギーで満たさなければならない。成功者のように考え、行動し、VDをするべきだ。がんばって仕事をだけをしていても、絶対に成功はできない。地面を蹴って飛び上がるには二枚の翼が必要なように、成功する人間になるには、努力という翼だけでなく、成功VDというもう一つの翼が必要だ。
考えてみると、偉人たちはみな信念を持った人間たちだ。偉人たちに共通しているのは、まるで子供のように不可能な夢を見て、その夢を必ず成し遂げると全力で信じたという点だ。たとえば、リンカーンが彼は何百年と続いてきた奴隷制度を廃止することができるという不可能な夢を見て、その夢が実現することをみじんも疑わなかった。もしリンカーンが夢の代わりに現実を見たなら、はたして奴隷制度は廃止されただろうか。絶対に無理だっただろう。偉人たちが夢を実現するために使ったR=VDの公式は、わたしたちが子供のころに本能的に使っていたものだ。それは愛や感謝のように、神様が人類に与えた贈り物だ。大昔から、いままで、偉大な仕事をした人たちが共通して使った夢の公式なのだ。
本当は、R=VDの公式を学ぶための努力は必要ないのかもしれない。子供の頃の純粋な心を取り戻せばいいのだから。世の荒波にもまれて、すさんでしまった心を捨てて、疑いでない心で自分の夢を振り返ってみる。そしてその夢を信じる。本の中には数々のVDの使い方、エピソードがふんだんに書かれている。何度読み直しても、おもしろい本だ。自分自身がこの公式に気づきながらも、これがよく使えていないと思うが、なんども読み直してもいいと思う。R=VDは大切な習慣だ。
本の最後に、胸を熱くさせたVDの話があった。
数十年前のこと、韓国のひとりの高校生が、ホワイトハウスの見学にいくことになった。他の国の生徒たちとともに見学を終えて、指定された場所に座っていると、アメリカの大統領が現れて、歓迎の演説を始めた。演説を終えた大統領は演壇の前に進み出て、高校生たちと握手を交わした。ついに韓国代表に選ばれたその生徒が、大統領と握手する番になった。そのとき、アメリカ大統領がこう尋ねた。
「きみの夢はなんだい?」
高校生は真剣な顔で、はっきりと答えた
「外交官です!」
その大統領の名はジョン・F・ケネディ。高校生の名は、今の国連事務総長パン・ギムンである。
私は何をVDしていくのか。
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