Staff Blog
越谷店
写真が心まで映せたなら
投稿日:2018/6/30
1254 0
「写真が心まで映してくれたらいいのに・・・」
そう思う時があります
願っているというのが正しいでしょうか
前回は昨年の12月に七五三撮影の時、私が一緒に撮影をしました
約半年ぶりの再会です。子供の成長は本当にあっと言う間ですね
昨年の家族写真ではほぼ抱きかかえられていた子が、元気にかけ回っています
歳を重ねるのも悪くないなぁという思いと、体を動かした後は歳をとるのはつらいなと思う・・・笑
はい、幸せな毎日です 笑
ご持参頂いた家族写真のコーディネートカラーが明るくとても素敵でした。
家族みんなパンツはデニムでそろえて、中に白シャツ
パパママはおそろいのイエローカラーのシャツで
兄弟はカラフルなチェック模様のシャツで、
これからの季節にもピッタリな明るいトーンのシャツのコーデをご用意頂き
元気な明るいカラー印象でとても写真映えしますね
昨年は七五三の家族写真でしたのでフォーマルな服装での撮影の為、
ある種のベーシックな型と言いますか、足元、靴までしっかり映すある種の崩さないカッチリとした写真でしたが
今年はカジュアルな服装でしたので、とにかくいろんな動きが自由です
目線をしっかりカメラにもらう家族写真もありますが、まず横向きでカメラを見ない姿勢からスタートしました。
横の写真から撮り始める意図での自然な声かけをしましたが、
既に元気で開放的な兄がパパの鼻をツンツンして笑い、
対照的にまだその小ささ、幼さからかママのひざの上が安定という歳の弟
背中合わせの「夫婦」でシンメトリー、左右に配置した「兄・弟」でシンメトリー
兄と弟のアシンメトリーはその異なりもまた自然です
この写真を撮っていた時
ママが子供のほっぺを両手で自然に触った瞬間、「来た!これだ」と思いました。
「写真が心まで映してくれたらいい・・・」
写真を撮った時の心に、具体的な台詞というのはないかもしれませんが
母親が子供の顔を両手で優しく包みこむ、その心の仕草は
「かわいい私の息子」かもしれませんし
「こら!またこのかわいい坊やは」かもしれませんし
「My boy・・・」
とにかくです・・・
「愛しい」という気持ちが表れ、見る人の心をタッチする手の表現を
こうしてほしいからと具体的に要求してしまえば、おそらくぎこちなく不自然な演技が始まってしまうかもしれません
それほど、自然な写真というのは、作りこみすぎると不自然ができあがるかもしれず
なんとなくの抽象度の高いイメージを、瞬時の言葉で自然に伝えるのが・・・私たちの技術の一つでもあります
撮った瞬間は「写真が心まで映してくれたらいいのに・・・」が見えた気がした瞬間でした
例えば、夫婦の自然な姿の写真を撮りたいとして、旦那さんのネクタイをつけてあげる愛らしい表情の奥さんと旦那さんの瞬間を、
その人の家の中にいるわけでないのに「自然に撮影」をするというのはとても難しいことです
もし、そんな瞬間を自然に撮ることができたのなら「写真が心まで映してくれたらいいのに・・・」が叶う予感がします
心まで映すことができたのなら・・・が近づく為に、
私たち撮影者とご家族の心が互いにオープンになれれば、その可能性は高まるものだと思います
撮影前のコミュニケーションは電話からも始まっていますが、もし電話のトーンでもかまいませんが
この人いい人そうだなぁと思いましたら、是非指名してみてください >。<
心が開ける撮影ほど良いものはありません
ライフスタジオに来て頂いて、ただ「記念の撮影をした」というのではなく
「短い時間だったけれど、心と心がどこか通ったような気がした」と なんとなくでもそう思って頂けたなら、
それは私が目指す Heart to Heart [心には心で] という瞬間になれたのかもしれません
パパが体格がいいと、けっこうパワフルな振りをすることもあるかもしれないので
パパの体のコンディションも大事です 笑
またお会いできるでしょうか
その時は、夫婦写真も是非撮りましょう^^
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog