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越谷店
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≪Butterfly≫ Complex is ...

投稿日:2017/8/16

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「Complex!!」

少しだけ強めの声で、嫌がるというより照れくさそうに、彼女が言った。
 
そのとき、
 
私は逆に背中ごしで 
「モチベーション」 と思っていた。

 
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「メガネはどうされますか外されますか?かけたままにしますか?」と
撮影前に私たちは小さな確認をいくつかする。

メガネは撮影中に光の反射やメガネフレームが目線と被りやすいことなどの理由もあるが、
「気にならなければ素顔でどうですか」という意味でもあり、確認をする。
  
「Complex!!」 
と言う声が私たちの耳に聞こえたのであれば、
私たちは思考を巡らせ「モチベーション」を持つ。
 
それを感じさせない写真の仕上がりはもちろんのこと
本人や家族さえも気づいていないかもしれない
個人の個性や魅力をどう引き出せるか

美しい角度はポージングは表情は、自然な仕草は、
笑顔の表情が出る言葉かけは・・・


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「Complex」と「モチベーション」 が 「彼女の冷静 と 私の情熱」のように対であるように
彼女の撮影も「卒業」と同時に「入学」という両方の門出の撮影だった。

 
「卒業は祝いでもあれば、少し寂しげな別れでもある、そして入学のおめでとう」に
私たちの撮影はどんな花をそえてあげることができるだろう・・・
  

  

Complex!!
「メガネがないと何か自分に物足りないような気がするから、つけていたいの」

 
メガネがけして悪いわけではない、それも自身の人生にあるアイテムである
メガネをかけての写真も撮ろうと決めて、撮影を進行。
 
一緒に撮影に入ったパートナーのKatsuは越谷一?
いやライフスタジオ一のお調子者であり、いたずらギャグセンス満載で
笑わせすぎるくらいで、いつもありがたい存在。
そしていつも同時に小さな光の導きや、さりげないアシストをしてくれるとても頼もしい存在だ。

今回は2人で笑わせてしまうと「大爆笑」になってしまいがちであった為、
私たちは笑いを控えめに?(笑) 取り組んだ。
 なんだかんだといっぱい笑わせてしまいましたが、途中から笑い路線を変更    
 


撮影中、夏の光がとても綺麗だった。

そして彼女もどんどん綺麗になっていった。
 
自然と目線や表情からは素直な力を感じ、彼女の前向きな意思を感じていった。




撮影後モニターをして、彼女が

「この横を向いているけど、前を向いている感じの写真。
構図、光、余白、どれも好き・・・」




そうつぶやいた時は、

私たちが写真に対して使う同じ言葉を中学生が発したものだから、
少しの驚きもあったが
 
何より私は 嬉しかった 

写真が認められているからではなく
 
彼女がコンプレックスと相対しているのではなく
彼女自身の人生が前を向いているような気がして嬉しかった
 
彼女は撮影後に、こうも言っていた。
 
「私、素数がとても好きで・・・」


※「素数とは1とその数自身以外では割りきれない数のことで、なお、1より大きい数でなければならないと決まってあり、1は素数ではない」
 
ご家族と彼女が「これがいい」と記念に購入された
「アルバムの1ページ目」そして「パステルフレームの写真」のナンバーは

偶然か必然か
 
素数のナンバーの写真だった。
 

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素数ってなんだったっけか? 私はそれくらい久しぶりに意識した言葉だった。
 
素数は無数の数字の中からも「強いアイデンティティ」を感じさせる数字だ。



彼女が発した素数という言葉から感じたイメージは

「唯一であること」
 
もし、この世に唯一無二である彼女自身の魅力を引き出し
コンプレックスという影を隠すくらいの
光となる写真とすることができたならと・・・
 
私のモチベーションも

唯一である、素数のようなものだった



その言葉を聞いた時か、何かふとコールされた気がした
 
私たちはきっと顧客と撮影者としてだけではなく

「あぁ、人生と人生が出会ったのだと」
 
これはけして大げさに私が小説を書いている訳ではなく
 
偶然ではなく、これはきっと奇跡なのだと感じていた。
 
 
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私たちには実は小さな共通点があった

短い時間の中で詳しくはお伝えできませんでしたが
ご家族のお住まいのご住所と私が都内に住んでいた時はご近所で
同じ町ですれ違っていたのかもしれません。

私にとってその町は良き思い出の場所です
 
その町で妹に子供が産まれ、私は初めて叔父さんになった町でした。
その可愛さあまり、「もう俺は叔父さんでいいや」と思い始めた場所
 
その甥っ子がキューピッドだったのか
結婚した妻と2人で行く初めての映画館デート後、
生まれて間もない赤ちゃんの甥っ子が可愛いからと
「一緒に見に行かないか?」と初デートの終わりに妻を妹の家に連れて行きました。
 
多分私が、そこで甥っ子のおむつを普通に換えるのを見て 
妻は私にちょっと惚れた?笑
 
私と妻が初めて2人でデートしたのは あの Ito Yokado  の映画館です^^
よくご存知のあの大きな公園にはよく行ったもので、
今でも思い出のある素敵な公園です。
 
  
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最後にCDをお渡しする際、ママさんが
「実際、いつ頃まで撮るものなんでしょうか、撮影枠ももうよくわからなくてみなさんどうされているのか」
 
「そうですね、毎年だったり、節目節目で記念に・・・たくさんライフスタジオもあるのでいろんなスタジオを巡られる方もたくさんいますよね」
 
と少しママさんの声かけの意図と私の答えは少しずれて
少しまとはずれに答えてしまったのかもしれませんでした。すみません。

 
「でも、、、同じ場所(スタジオ)で撮るのもいいなと思いました」


「また機会があったら来てもいいですか?」
 

 
私:「はい、是非お待ちしております^^」
 

 
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最近、私たちライフスタジオの間で合言葉のように出始めた言葉があります。
 
「あなたに会いに来ました」略して AAK
     
A(あなたに)・A(あいに)・K(きました)


という言葉ですが
 
 
また是非AAK 

A(あなたに)・A(あいに)・K(きました)!!を合言葉に

 
そうメッセージを頂けたらとても幸せです
 
 
またお会いしましょう!! その日までまたお元気で!!

パパにバドミントンで勝ったら教えてね^^

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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