Photogenic
越谷店
選ぶのは私
投稿日:2024/7/31     更新日:2024/7/31
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七五三って特別
着物って特別
7歳にもなると着物を自分で選ぶ子が多いように感じます。
だって特別だから、自分の好きなものを選びたい。
なんでこの着物にしたのか。
赤いリップに控えめな赤いアイシャドウでお化粧をした自分を見たら、「この着物がこの赤いメイクと合うかも!」という理由で、お着付けの直前で決まったそうです。
7歳の女の子がそこまで考えて選んだ着物ならば、私も彼女を素敵に写す条件を持て余すことなく、選択していこうと思いました。
まずは光。
場所はホリゾント。基本は白い背景ですが、背景に当たる光の量や色によって、様々な色に変化します。
選んだのはグレー。白ではなく、あえて着物の色と馴染むようにしました。
背景から少し離れた所に立ってもらい、彼女のサイドにあるライトをつけることで、このような色になり、顔にも陰影がつき、シックで大人っぽい印象になります。
次に小物。
彼女の女性らしさを引き出すため、お花にしました。最初は白のお花にしようと思いましたが、「いや…こっちだな…」と赤と青が印象的なお花にしました。
白にしてしまうと、これまでの彼女や背景の色味とのコントラストが強く出てしまい、お花の方に目がいきやすくなってしまうと思ったからです。
彼女が赤いメイクとと紺の着物が似合うと感じたように、お花の色にも彼女との調和性を持たせることによって、より彼女の赤が映えてきます。
最後にポージング
赤いリップが見えるように、最初は顔に被らないようにお花を持って撮っていましたが、第一印象で彼女の目がとても綺麗だと思ったことを思い出し、お花で口を隠してもらうようにしました。
目線はカメラ目線で、引き込まれるような瞳がより印象的になったのと、隠しはしたものの、ちらっと見えるリップの赤がお花と合わさってより華やかに見えませんか。
七五三は本人にとっても、親御さんにとっても特別だからこそ、その気持ちに応えたい。
彼女は何通りもある選択肢の中で自分の中でのベストを目指し、そしてその選択肢を増やしていく努力もしていこう!と思わせてくれました。
Coordinator by Umino
Photo by Naomi
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