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越谷店
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今、この瞬間。

投稿日:2023/4/30     更新日:2023/4/30

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Coordinator by Akane Owada

Photo by Takashi Umino

 


 

「この写真が撮ってもらえて良かった」

そう思っていただける写真を撮りたい。いつもそう思っています。

そんな私達の願いは、同時にライフスタジオで写真を撮るにあたっての責務でもあります。

その責務の果たすツールは同じでも、結果物となる写真は、100%同じ写真は存在しません。

常に違うものです。それがまた、写真の面白いところです。

写真を撮る人、写真に映る人、その時の状況。

当然ですがこの全てが変化しているからです。

 

もう二度と同じ瞬間は訪れない。

でもだからこそ同じ写真は生まれないし、

写真の価値は時間が経てば経つほど大きくなっていく。

 

自分にとっては、こんな写真が自分に残っていたら、嬉しいだろうな。

この写真はそんな写真です。

 

お母さんやお父さんという存在は、姿を見ただけで包み込まれるような安らげる存在だし、場所でもありますよね。

僕にとってもそうです。

18歳で親元を離れた私ですが、今でも父と母の姿を見るだけで、本能的に一瞬で子供に戻ったような感覚になります。

写真に写る彼にとっても、お母さんがそんな存在だからこそ、こうして手を伸ばしているはずです。

 

この2人の絆は変わらないものだと思いますが、

彼は成長して物理的にも大きくなるし、

一緒に写真を撮ることはあっても、きっとこんなポーズで写真を撮る機会も多くはないはずです。

 

この尊い瞬間を撮る際、

僕はきっとこんな絵が生まれそうな気がしていました。

彼はお母さんを見るだけで笑顔になっていたから。

演出に適したメイン光として、逆光で撮れる場所を使い2人だけの空間にしました。

今は日常的な瞬間ではあるかもしれないけど、できるだけ神秘的に見えるように望遠レンズを使っています。

私が撮影している場所は2人の位置より少し低い場所にあるので、アイレベルも合わせやすく、この瞬間を切り取ることができました。

 

彼が大きくなった時にも、大切な写真であり続けて欲しい。そんな想いです。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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