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越谷店
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美しさ

投稿日:2022/11/30

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Coordinator by Naomi Tanaka

Photo by Takashi Umino


 

美しさとはなんだろう。

 

その子の今の「らしさ」。

普段よりも背伸びしたような「大人っぽさ」。

楽しそうな笑顔。

撮影の中で私たちとお客様との間で起こった出来事。

 

そのどれもが美しさになると思っている。

泣き顔でさえも。

「ライフスタジオ」という場所には、全ての要素を美しさに変換する力があり、

そして、それを活かして肉付けをし、出力するのが私たちの役割。

 

写真に写っている子は、3歳の七五三記念で撮影に来てくれた女の子。

お姉ちゃんが2人、お兄ちゃんが1人いる、4兄妹の末っ子ちゃん。

年の離れたお姉ちゃんお兄ちゃんがいるからか、彼女はとてもおませちゃんで、

受け答えや言葉遣いから普段彼女が育っている環境が垣間見える。

 

この日の彼女はまさに主役そのもの。

お兄ちゃんお姉ちゃんはとても優しく、彼女に言って聞かせると言うよりは彼女の言動を一歩引き見守っている様子だった。

それが彼女自身の個性を育んでいるような気もしたが、

「自分を持っている。」

そんな子だった。

私たちに対してもにこやかに応えてくれるが、常に落ち着きを放っていたのが印象的。

 

最後のドレスでの撮影。

彼女にぴったりな光が撮影空間に射していた。

スポットライトが当たっているような演出を思いつき、

彼女に光の射す場所へ座ってもらった。

存在感が最大限になるよう、背景の人口光はオレンジのみで落とし、陰影差をつけた。

情報量が多いと存在感が薄れてしまうので、小物も最小限に。

視線を下に下ろし、小物に興味を示す姿は、映画冒頭の主人公が登場するシーンのよう。

 

この写真は最初にあげた美しさの種類の中では、

普段よりも背伸びしたような「大人っぽさ」かもしれないが、

紛れもなく今の姿でもある。

これからこの写真が「美しい思い出」として残ったら嬉しいし、

「らしさ」でも「大人っぽさ」でもあってほしい。

そう願っている。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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