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赤ちゃんの魅力は引き写真で写る

投稿日:2022/10/31     更新日:2022/11/1

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赤ちゃんのかわいいところを挙げればきりがありませんが、共通するのは"小さい"ことではないでしょうか。

 

パパさんやママさんに抱っこされている時の腕にすっぽり収まる姿が好きで、

その光景をたまらなく愛おしく感じます。

 

言葉を使い自分の気持ちやことを表現できるようになると比例して、無邪気さが減るように思います。

赤ちゃんには表情やしぐさが多いと感じるのは、それらを通して

気持ちを汲み取ろうとして、こちらが注意深く

観察するからなのかもしれませんが、

赤ちゃんも言葉で伝えられない分、表情や声、仕草でもって、気持ちを全身で表現しているように見えます。

その姿は素直そのもので、無邪気と感じるます。

 

過去のフォトジェニックに挙げた写真はほとんどが引き写真でした。

引きの写真が好きですが、中でも赤ちゃんの引きの写真が好きです。

なぜ、赤ちゃんの引き写真に惹かれるのかこれを書きながら考えてみると、

わたしが好きな光景である

パパさんやママさんに抱かれることで際立つ赤ちゃんの小ささが表現できるからかなと思います。

 

写真の赤ちゃんはパパやママに抱かれているわけではないですが、背景を広く取ることで、その小さなフォルムが強調されます。

 

幼児期や学童期の子供も背景を広く取れば小さく写すことはできますが、

乳児期の赤ちゃんの小さくて可愛いを表現することは難しいと感じます。

その大きな理由として考えられるのが、身体のバランスにあると思います。

ドラえもんやアンパンマンなどキャラクターをかわいいと感じるのは、顔と身体のバランスにあると思います。

同じように赤ちゃんも3頭身ですから、そのバランスがかわいいと感じるのではないでしょうか。

写真のように前屈みで目の前の物に向き合っている姿は大人は真似できません。

 

一人の撮影ですから、パパやママは写真には写ってはいないけど、

時に暖かく

時に激しくそばで見守る人がいます。

撮影時にパパさんやママさんが一緒になってアシスタントしてくださるのも

赤ちゃん撮影ならではです。

感情の起伏が激しく、パパやママの存在が絶対な赤ちゃん。

言葉での誘導ができない撮影でもあるため、

写真には写らなくても、パパさんやママさんに

沢山協力してもらい、皆で作り上げる撮影です。

ライフスタジオが大切にする楽しい撮影の時間や、一緒につくる撮影というのを一番に感じてもらえ、自分自身も原点に立ち返えられるのも実は赤ちゃん撮影です。

 

初めて見るコーヒーミルですが、

好奇心だけで、使い方を習得していく赤ちゃん。

強い好奇心は重心が前に傾いている姿から容易に想像ができますね。

 

背中の丸み

コーヒーミルを回すムチっとした手元も

引いてこそ際立つように感じます。

 

引いて背景を広く切り取ることで

撮影時のゆっくりとした時間、パパやママが穏やかに見守っていた

時間の感覚もリアルに伝わってくるようです。

 


photo by takako

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