PhotogenicKoshigaya

彼女と私との距離

2019/6/30

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coordinator by Umino & Takako

photo by Manami

 

 

 

20歳の頃、みなさんは何をしていましたか?

 

私はまだライフスタジオには出会ってもいない頃で

地元にの横浜に住んでいてアルバイトをしながらダンスをしたりして、毎日楽しみながらも漠然とした不安をどこか抱え、この先どうなっていくんだろうなんてぼんやり考えながら過ごしていました。

ライフスタジオに出会ったのはその3年後。

一度離れたたりしながらも約7年、本当に色々な事があり、泣いたり笑ったりしながらもここまで続けてこれたのは、ライフスタジオで出会う事が出来たお客様や一緒に働いているスタッフに恵まれたからだと思います。

 

 

今回撮影させていただいた彼女は2020年の成人式に参加する予定で、早生まれという事でまだ撮影の時はまだ19歳でした。

撮影にはお父さん、お母さん、お兄さん2人、ママさんのお母さまの5人が一緒に参加してくださり、みなさんに出会った時に感じたのは、みなさんから溢れる陽のパワー。

大人になってから家族と一緒にいると少しぶっきらぼうになったり、会話が少なくなったり、そういう事が起こってしまう事が多くありますが、

簡単な言葉ではありますが、家族の均衡、バランスがとても良く、家族みんな仲が良く、楽しい時間を過ごしているんじゃないかなと短い時間の中でもすごく感じました。

そんな素敵な家族の雰囲気の通り成人式を撮影した娘様は軽快にお話しをしてくれるし、笑顔が似合う本当に素敵な方で、私が20歳の頃と比べらたり月とすっぽん、、、笑

20歳にして人間が出来すぎていると驚きしかありませんでした。

 

普段私たちは子どもたちの撮影が多く、スタジオのインテリア自体も大人用ではないので、工夫や調整がかなり必要になります。

今回の撮影の中でも越谷のインテリアの中で、どこから撮影すれば奥行や広さを感じる事が出来るかというのを強く意識し、考えながら撮影を行いました。

今回ちょうど1pointの写真チームの中で「望遠200mm」という課題がありました。

実際今回の課題を行ってみる時に、200mmの写真を見つけてみたんですが、どれも望遠レンズをその場でたまたま回しただけという印象が強く、

効果的に使えているものはあまりありませんでした。

スタジオの中で200mmを使用しようとすると、かなりの距離感がないと寄っていてもバランスが取れていない写真になってしまいます。

望遠レンズで200mmという課題を考えると、意図的に被写体や、インテリアから距離を取って少し冷静にその場でレンズの中にうつるインテリアや被写体を整理しながら撮影する事ができました。

 

被写体の彼女は本当にお世辞抜きで、兎に角美人でどこを撮影しても可愛くなるような素材を持った子でした!

でも、特に私が彼女を見ていて美しくてため息が出たのが横顔でした。

鼻から顎先まですーっとバランスの取れた横がが本当に美しく、彼女の記念の1枚に残したいと思いました。

彼女はちょうど左側に大きめの花のコサージュを付けていて、横顔から見えるコサージュがとてもいい差し色になっていてバランスはばっちりでした。

望遠200mmのメリットは背景のボケ感が強く出てくれる事、画角が狭くなり、画面全体を整理しやすくなる事などです。

今回の写真も標準レンズや、望遠1000mmくらいで撮影した場合はもっと画角が広くなり、被写体への印象が大きく変わると思います。

200mmを選択する事によって窓枠の水平垂直が最小限に整理され、画面が少し圧縮気味になる事によって立体感を感じやすくなります。

 

望遠レンズの課題が出る前から私自身が悩んでいた事があり、

それは写真の中に色々な意味で自分を感じすぎてしまうという事でした。

写真というのは人の色が出てよくなる事は多くあります。

この写真ってこの人の写真だよねと言われる事はとてもいい事だと思うし、その人にしか撮れない写真の特徴があるってすごく特別な事だと思いますが、

撮影に指示を出しすぎてしまっているような気がしていて、写真を見ると不自然ではないけれど、もっと自然になるのでは・・・というのが自分の中でもっていた悩みだったのですが、今回望遠200mmの課題をする時にいい意味でカメラマンを感じさせない意識という話が出ました。

200mmという事は物理的に距離も離れていますし、先ほど書いた通り、少し被写体と距離を取って整理する事で見えてくる世界観が変るというのを今回の課題で感じさせてもらい、最近感じていた被写体に無暗に近づくだけでなく、距離を取って被写体に集中できる写真というものを意識出来てとても良かったなと感じました。

 

写真というのは本当に終わりがなく、努力しなければ当たり前のように上手にならず

頑張った分だけ返ってくるものです。

私自身写真というものに対してもっと、もっと努力が必要で、先はとーーーっても長いですが、

それでも見てくれる人の心に触れる写真が取れる様、こつこつ頑張っていきたいです。

 

 

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