僕自身どのような写真が好きなのかと考えた時に、この写真と巡り合いました。


映画だと、ヒューマンドラマのジャンルが好きです。起承転結もなく気がついたら終わっているような映画をよく観ています。

ひとつ千円のコロッケよりも
商店街のお肉屋さんに置いてあるコロッケの方が惹かれたりします。

海外で見る絶景よりも
飼い主と同じくらいの背丈なゴールデンレトリバーと歩くお爺ちゃんの背中をみた方が哀愁を感じたりするかも知れないです。

 

多分、僕の『好き』は普遍的な日常にあるようなものなんだと思います。

最近は、新しいコンセプトあるものに拘りすぎていたせいか自分自身の中での好きを少し見失っていたのかも知れません。

 

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『温度感』
 

とても気さくで撮影にも協力的な親御様とちょっとだけ人見知りなお姉ちゃん。
そして、ずっとニコニコな弟くん。

みんな少しずつ温度感が違うけれど、しっかりと繋がっているようなものを感じました。

私は、撮影終わりに
この写真をフォトジェニックに掲載してもよいかとお願いをしました。

するとお母様から『私達なんかで良ければ大丈夫です。』と少し控えめな返答が返ってきました。

『あぁ、この温度感とても素敵だな』と感じました。

 

Jiyugaoka
Photo&write  by　Ikemoto
Coordinate by　Harada