私は、インスタグラムで見るママさんパパさんの育児漫画や写真、文を見るのが好きです。

インスタの投稿にも個性があり、あがってくるストーリーやこんなことがあったという話も毎日見ているのに飽きない理由にいろんな子がいるということです。

 

私は３兄弟ですが、３人とも性格、好き嫌いが違います。

毎日撮影に入っていますが、全く同じ子はいなくてだから難しいこともありますが楽しいです。

 

撮影する上で大事なことを学んだとき、 ｢らしさ｣を残してあげるのは１つ大事だ。

と教えてもらった頃があります。

笑顔はもちろん、一番その人のらしさを知ることができる手段です。

笑うツボだったり笑い方、声、笑ったときの特徴（目がなくなる）など…

でも今回は笑顔ではなく、好みでらしさを表現しました。

去年青山店で勤務していたとき、自然光でオムツ写真に取り組んでいた私は、青山店でも１番光が入ってくる部屋を選び、

そこに布団をひいて撮影を始めたのですが、こちらが渡すおもちゃがことごとくフラれそのおもちゃたちの中で１つだけ気に入った小さい四角のブロックを咥えている様子です。

フラれたおもちゃを構図にいれ、光が降り注ぐ部屋で気に入らなかった物は背を向け気に入ったものはちょうど光が流れている方向を向いて咥えているのを仕草が目立つように赤ちゃんはシルエットに近く写しました。

自分が今まで過ごしたすべての時間が自分を作っていく時間の中で、撮影をしていたこのときも好きなおもちゃ興味ないおもちゃを選ぶことでこの子の一部分が作られていったのではないかと思いました。  

 

photo by Gahee

coordinate by Kato