私には妹がいますが、幼いころはあまり仲良くしていた記憶がありません。
私自身が姉という自覚がなくあくまで同等に自分と妹を思っていたのでやきもちにも似た感覚から、ある種の距離と持っていたのかもしれないです。なので、この仕事をしていて小学生の姉妹で仲良しキャッキャの姉妹を見るととてもうらやましく感じます。大人になるに連れて、仲がどんどん良くなり二人で買い物や旅行にもよくいっています。どの形が兄弟姉妹の正解はわからないけど、我が家の形はこれなのだなと納得はしてます。
無いものねだりをするという意味で、私は男兄弟に憧れがあります。男同士って、いいな～と漠然と感じています。ドラマなどでも、男性⑤人が主人公の話とかくだらないけど時には熱くなるそんな関係性がとてもうらやましくて自分のその中にはいりたい！と感じてみたり。写真の兄弟もまさに、私のあこがれを体現してくれているような二人でした。この年代の男の子たちは恥ずかしいからひねくれてみたり、目を合わせてくれないなんてことも多い中仲良く楽しそうに撮影にきてくれたのが印象的でした。撮影中はお兄ちゃんのやることを弟がマネて同じことをやったり言いあったりしていて、下の子にとっての上は一番近くにいる憧れの存在なのかもしれないなと見ていて感じました。自分に置き換えた時に「もし兄や姉がいたら・・・」私にとってカッコいい存在、自慢できる存在であってほしいなと感じます。
この子にとっての兄もきっとそういう存在だからこその雰囲気だったり、距離感が出せたんだと。写真のような何とも自然でいつもこういう感じなんだろうな～と感じる一枚です。