Photogenic
自由が丘店
scrollable
photogenic:152
投稿日:2017/10/1
1556 0
今日までに何度笑ってきたのか想像もできません。
何度悔しい思いをして、何度嬉しい気持ちになってきたのか。
仕事も何度出勤して、撮影も同じ何回シャッターをきってきたのだろうか。
毎日は当然過ぎて、当たり前の様に明日が来て、昨日をいつの日か忘れていきます。
1日に起こる出来事をすべて記録できないから記憶という曖昧なものを頼りに昨日を語っていくのだと思います。
「One Day」
Photo by CHIBA
Coordi by Kashiwagi
Lifestudio Jiyugaoka
1日の記録のツールに写真があると思います。それはとある日でも特別な日でもストーリーが全て存在します。
きっと昨日撮った写真は見たらほとんどのことを語ることができます、それを私たちは何度も繰り返していきそれを「思い出」と呼んでアルバムやスマートフォン、もしくは記憶の中にしまい込みます。1年、2年、10年経ってもまたそれで話せるように。
今回この家族が来店した時、お兄ちゃんが元気よく玄関にいてパパさんママさんも明るく挨拶をしてくれました。そのママさんの影にかくれて様子を見ていたのが妹です。
家族写真や兄弟写真といった複数人の写真は関係性が直接的に見えてくる、見えやすいものそう私は思っています。そしてその時この家族やその関係の中で今を残せるものは何があるだろうか自分に問いかけます。今しかない瞬間づくり、お客様がこの写真を見て振り返った時あの時あーだったよな、この時こーだったよね、とストーリーが表に出やすいように。そんな記憶をたどり将来、話を蘇らせてくれるのが写真の存在であると思います。
来店時から緊張の解けない妹の姿をみて、私は家族写真、兄弟写真という順序で撮影することが多いです。知らない場所にきて、さあ出番ですよ!!といったところでそんなやっつけな撮影はできません。この撮影ではお兄ちゃんが妹のために頑張ってくれました。話によると普段から妹のために張り切ってふざけて笑わせたり、手をつないだりしてくれるそうです。それが「今日」を残す私の使命だと判断しました。
クローズアップは情報が限りなく少なくなっていきます。そのため画面いっぱいに伝わる情報を詰め込むのもクローズアップの1つだと思います。もちろんシンプルに何かを、ポイントを伝えるのも可能にする面もありますがクローズアップで何がこの日起きたのがわかればその写真は原本のアクセントになると思っています。
夏の雰囲気も残るコーディネートにサングラス。お兄ちゃんがサングラスかければ真似して妹もかけてくれました。今回このアイテムが妹の緊張を閉ざされた中から解放してくれる瞬間をつくってくれるものに。
また日差しも兄の優しさやあたたかさをより強調してくれます。この兄に差し掛かる日差しがあるなしだと印象は少し変わってみえるかもしれません。クローズアップのアクセントに、また兄の存在を後押ししてくれるものだと思います。
そして兄の声が妹の耳へと入るたび、少しずつ表情にゆとりが出来、口元がゆっくりとほぐれていくところでシャッターを押しました。
きっとそれだけでなくパパさんやママさんもできるだけ近くから見守っていただきそれも彼女の気持ちを少しづつ和らいでくれたのだと思います。
兄の頑張りと家族のあたたかい視線。その先に現れた彼女の笑顔。
これが今を表すものであり、クローズアップを選択した理由です。
5歳の兄が感じたもの、3歳の妹が感じたもの、親御さんが感じたもの、そして私たちが感じ集めた情報を、みんなが共有しできた1枚は美しいと言える写真だと私は思います。
そしていつの日かこの1枚が語られることを祈っています。
今日までの成長や辿ってきた道の中には人それぞれの数えきれないほどのストーリーがあります。
「1歳の時は本当に笑わなかったんだよなー笑」
「それはそれで将来クスッと笑っちゃうんじゃないですか?笑」
人生を断片的に見たとき写真は人生のシオリなんだと改めて学んだある日のこと。。。
何度悔しい思いをして、何度嬉しい気持ちになってきたのか。
仕事も何度出勤して、撮影も同じ何回シャッターをきってきたのだろうか。
毎日は当然過ぎて、当たり前の様に明日が来て、昨日をいつの日か忘れていきます。
1日に起こる出来事をすべて記録できないから記憶という曖昧なものを頼りに昨日を語っていくのだと思います。
「One Day」
Photo by CHIBA
Coordi by Kashiwagi
Lifestudio Jiyugaoka
1日の記録のツールに写真があると思います。それはとある日でも特別な日でもストーリーが全て存在します。
きっと昨日撮った写真は見たらほとんどのことを語ることができます、それを私たちは何度も繰り返していきそれを「思い出」と呼んでアルバムやスマートフォン、もしくは記憶の中にしまい込みます。1年、2年、10年経ってもまたそれで話せるように。
今回この家族が来店した時、お兄ちゃんが元気よく玄関にいてパパさんママさんも明るく挨拶をしてくれました。そのママさんの影にかくれて様子を見ていたのが妹です。
家族写真や兄弟写真といった複数人の写真は関係性が直接的に見えてくる、見えやすいものそう私は思っています。そしてその時この家族やその関係の中で今を残せるものは何があるだろうか自分に問いかけます。今しかない瞬間づくり、お客様がこの写真を見て振り返った時あの時あーだったよな、この時こーだったよね、とストーリーが表に出やすいように。そんな記憶をたどり将来、話を蘇らせてくれるのが写真の存在であると思います。
来店時から緊張の解けない妹の姿をみて、私は家族写真、兄弟写真という順序で撮影することが多いです。知らない場所にきて、さあ出番ですよ!!といったところでそんなやっつけな撮影はできません。この撮影ではお兄ちゃんが妹のために頑張ってくれました。話によると普段から妹のために張り切ってふざけて笑わせたり、手をつないだりしてくれるそうです。それが「今日」を残す私の使命だと判断しました。
クローズアップは情報が限りなく少なくなっていきます。そのため画面いっぱいに伝わる情報を詰め込むのもクローズアップの1つだと思います。もちろんシンプルに何かを、ポイントを伝えるのも可能にする面もありますがクローズアップで何がこの日起きたのがわかればその写真は原本のアクセントになると思っています。
夏の雰囲気も残るコーディネートにサングラス。お兄ちゃんがサングラスかければ真似して妹もかけてくれました。今回このアイテムが妹の緊張を閉ざされた中から解放してくれる瞬間をつくってくれるものに。
また日差しも兄の優しさやあたたかさをより強調してくれます。この兄に差し掛かる日差しがあるなしだと印象は少し変わってみえるかもしれません。クローズアップのアクセントに、また兄の存在を後押ししてくれるものだと思います。
そして兄の声が妹の耳へと入るたび、少しずつ表情にゆとりが出来、口元がゆっくりとほぐれていくところでシャッターを押しました。
きっとそれだけでなくパパさんやママさんもできるだけ近くから見守っていただきそれも彼女の気持ちを少しづつ和らいでくれたのだと思います。
兄の頑張りと家族のあたたかい視線。その先に現れた彼女の笑顔。
これが今を表すものであり、クローズアップを選択した理由です。
5歳の兄が感じたもの、3歳の妹が感じたもの、親御さんが感じたもの、そして私たちが感じ集めた情報を、みんなが共有しできた1枚は美しいと言える写真だと私は思います。
そしていつの日かこの1枚が語られることを祈っています。
今日までの成長や辿ってきた道の中には人それぞれの数えきれないほどのストーリーがあります。
「1歳の時は本当に笑わなかったんだよなー笑」
「それはそれで将来クスッと笑っちゃうんじゃないですか?笑」
人生を断片的に見たとき写真は人生のシオリなんだと改めて学んだある日のこと。。。
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