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自由が丘店
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Photogenic : 150

投稿日:2017/9/30

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「ヴィンテージ」


意識した3つのポイント

・インテリアと小物
・光と被写体の調和
・10歳について

人は環境によって、見るものによって、人によって、様々なものによって変化する。
インテリアは単に一つの道具ではなく、環境を作り出す必要不可欠な存在。
この時、私たちが見えるものとしては、暖色の光が1灯、アンティークな絵、ワインレッドな壁、それらが集まりヴィンテージ感を作り出している。
また、インテリアのイメージから人に影響するものも変わる。
アンティーク感漂うインテリアは、懐かしさを思わせ忙しなく進む都会の風景とは違い、時の流れを遅くさせるスイッチを押してくれる。
またその要素のおかげで、非日常を感じる事が出来、被写体の新たな一面を引き出す要素の一つにもなる。

小物もこの絵のインテリアに合うものやヴィンテージ感を出すものとして双眼鏡に決定し取り組んだ。

今回の課題では小物と被写体の関係ではなく、小物と光という事で、インテリアの特徴であるヴィンテージ感を意識するため、あえて明るくなりすぎない1灯での撮影に挑戦し、元々のオレンジの色味に少し青を入れて、セピア色を出し、重さや懐かしさなどを表現している。

また。タイトルのヴィンテージには
時間とともに良さが増すという意味があり、写真を見返したときに、インテリアや小物、光の表現など様々な要素から、時間の流れを感じ良さが増すように意識している。

この被写体はハーフ成人式で来てくれた。
babyやkids撮影のように撮影するのではなく、10歳で撮影する意味について考えたときに、ただ格好良く、ただこちらの意図を理解しポーズが取れるだけではなく、子供と大人の狭間にいる繊細さや大人への階段を登ろうとしている段階がkidsとは違う格好良い要素の一つになるのかなと考えた。
彼にはこの絵を見ながら大人になったらどんな事をしたいかや未来の話をしていき、結局恥かしいお年頃というのもあり、お話してくれる事は少なかったが、そんな姿も10歳ならではだなとシャッターを切った。

Photo by Shie
Coordi by Tone

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