[花は咲く場所を選ばない]


・挑戦
・イメージ
・被写体の理解



今月の自由ヶ丘店はトップライトについて知識を深め
意識して取り組んでいきました。
トップライトを取り組む上で、光を見るのと同時に自由が丘店では自分自身に変化をつけるために
今まで挑戦してない事や新しい事や場所での撮影にも意識を向け取り組んでいます。

この場所は1番上の階段から降る屋上からの光を利用しています。

そんな時に彼に出会ったのですが
彼は好奇心旺盛で冒険家になりたいと言っており、いろんな場所に足を運んでは楽しそうにしていました。

冒険家のイメージというのは、気になるところがあればとことん向かっていき、新しいものや変化にも動じずむしろそれが楽しいというイメージがあったので

この場所での撮影は初めてで中々使わない場所なのですが、なぜこの場所を使わないかを考えてみると
晴れた日にしか光が入ってこないということもあるし
全体的に暗い色味で構成されていて
コンクリートばり、また階段があるため
特定の年齢からしか撮影出来ないということがありました。

また子供を撮影する際に好まれる写真は全体的に明るい写真が多いという事もあります。

しかし、せっかく晴れた日は良い光が差し込み
またトップライトにはうってつけの光が入るこの場所を見て見ぬふりはできないと
チャンスを狙っていたところ彼に出会いました。

彼をこの場所に連れてくると案の定
興奮してくれ
また冒険家には必須の双眼鏡を渡すと
さらに興奮

ただ双眼鏡を覗く時の彼の眼差しは
また違う表現をみせ
今まで無邪気に体を動かしながら楽しそうに見せた表現とは違い
真剣に何かを本気で見つけようとする
新たな一面でした。

この写真は彼の何かを見つけようと真剣に見つめる先にトップライトが当たるよう場所は指定し
背景を暗いままに彼の表情を、上から落ちる光で
顔のラインを作り立体感を演出しています。

またトップライトの効果の１つとして希望的光のイメージがあるということも意識。

双眼鏡は写っていないですが
彼がどんな場所でもどんな環境でも
ワクワクして自信を高めることができる彼は
まるでどんな場所でも環境でも綺麗な花を咲かす事ができる花のようです。

Jiyugaoka photo by shie, coordinate by ren