[作る]

*光の流れ
*モノクロの理由
*空間

今月主題のトップライトについて店舗で資料を集めたり具体的に取り組もうとしているトップライトについて話をする時間もありました。
普段メインの光としては意識しない光なのでどういう感じで写真に表現するのかを迷った1ヶ月でした。
事前にライトを調節してみたりもしましたがなかなか自分が望む光の表現は難しかったです。
トップライトだけで表現となると写真全体が明るくなるか、スポットライトみたいな感じになるか二択だと思っていました。
写真にどうやってトップライトを映すかを悩んでたうちに見つけた場所が普段あまりとらない3階から屋上に上がる階段のところでした。
部屋もないですし、地味なコンクリート色の壁と上にある窓が全部の場所です。そして天井も近いのであまり撮影しない場所の一つです。普段撮らない場所のいいところは今まで見つけてない発見ができるところだと思います。
特に主題を持っているとそこに集中して常に意識をしています。
この撮影の時は天井から自然光が入ってきてました。少し離れたところから見たときに天井の壁が光の流れを作っているように私の目に見えました。
光は白そしてコンクリートの壁はグレイだったためもっとはっきり光が入ってくるのを写真に残したかったです。
写真をモノクロにすることによってグレイの壁は黒く見えて写真に写したときにまた別の空間を作ってくれるような感じがしました。
普段は全然意識してなかった壁の一部分を利用するだけで表現がもっと広がるのをこの撮影から感じました。


Jiyugaoka photo by serin, coordinate by ren