[影響]


自分の写真を見てみると普段主に撮っているのがサイド光と逆光の写真だと思う。サイド光のイメージですごくインパクトがあるのは自分の中であまりないと思ったので、イメージから探していた。自分の中で撮りたいサイド光の写真を。
イメージをなんとなく固めても機会がなく何回か他のものも試してみたりした。
サイド光をいかすのはいろんな物があるけど、サイド光で撮るときは影があるこそ意味があると思っている。自然光だけだとのっぺりな写真になるし、ある程度顔に落ちる光でできる影と、被写体の影が背景に映るので写真に立体感を感じさせるのだと思っている。
元々自分がイメージしたのは話が通じる大きい子をイメージした。なぜかというと自由が丘で自然光が強く入る場所は限られていてすぐ光の強さが変わってしまう場合が多いからだった。2歳だけどほとんど嫌々もなく頑張ってくれた彼女。自然光がすごく綺麗に入る場所を探して、彼女を座らせた。
右側から入ってくる強い自然光が彼女の左側に落ちてくる。顔に落ちる影のおかげで可愛いほっぺがより目立つ。そして手の平に光が入って彼女の仕草も目立つようになった。彼女の体に当たった光はグーレの壁に彼女の影を写した。

Jiyugaoka photo by serin, coordinate by tonegawa