ライフスタジオの大きいメリットはインテリアだと私は思っています。お客様からの話でもインテリアの話がよく出てきます。
可愛い色のインテリア、衣装室も全部撮影ができるようなインテリア、外のような小屋のインテリア、非現実的なキューブのインテリアなど、いろんなインテリアが自由が丘店には存在します。
インテリアと写真、光と写真は離れられないものだと思っています。写真に凄く重要なインテリアですがたまには写真を撮るときにインテリアを全く入れずに撮ることもあります。
その理由としては自然光が足りない時とかインテリアがない方が被写体の動きと表情をよく表現してくれると思った時が多いです。

今回の撮影は11歳の双子の撮影でした。
小さい時からライフスタジオを利用している二人は写真にも慣れていてすぐポーズを取ってくれました。
11歳ぐらいになるとカメラ目線だと恥ずかしがったりもしますが、彼は真っ直ぐカメラを見てくれてファインダー越しに見ていた私がびっくりしました。
前回自由が丘を利用した時よりも背も伸びて雰囲気も少し大人っぽい感じになった彼をどういう風に撮ったら成長が分かり安いか撮影に入る前に悩みました。普段はお子様の元気いい表情と動きの表現の為自然光で撮影することが多いですが、今回は落ち着いている雰囲気の彼を光で表現してみました。真っ白の壁に部屋を暗くして小さいライトを一つ入れました。
フォーマルな洋服と笑わない表情と真っ直ぐカメラを見る目線そして光で作った陰影がより大人しい雰囲気を出してくれていると思います。

Jiyugaoka Photo by Serin , Coordinate by Ren