2016年から始まった写真主題。
まず、初回である今回は「圧縮写真」だ。
朝の時間や合間の時間に少しづつ話してきた圧縮写真の定義とは？
余計な情報を省くことで被写体の動き、仕草に集中することができる。
被写体を知ることができる1枚となる。
クローズアップでも広角でも出せない、その子らしさを最大限に表現ができる方法だと思う。
何故、圧縮写真のトリミングが頭や足元の部分がギリギリなのかはその子を知ることで表現したい時に他の情報が不要になることでトリミングが独特なのだと思う。
その子らしさを撮るために私たちは圧縮写真だけではなく他にもいろいろな方法を行う。
小物を渡してみたり、何か動きを誘導する声かけ、他にもたくさんある
同じバックを渡しても全く同じようにカバンを開ける子もいるかもしれない
全然違う方法でカバンを開ける子もいるだろうし、
カバンを開けるという些細な行為でも人それぞれだ。
だから「人」はとても興味深く、常に知りたい気持ちや関係性を大事にするのだと思う。

好きなことを無我夢中で一生懸命にしていることがその人にとっての本当の喜びや幸せであると信じている。