美しいと思う基準は何だろう。

 
人々は各自の価値観を持っている。一つを見ても今私が感じているのと1年後、私が感じることが異なることもあるほど価値観というのは、時には流動的、時には変わらない頑固なものだと思う。

ライフスタジオで写真を撮りながら、私が撮る写真についてたくさん考えるようになる。

今の私に足りないものは何なのか、私が追求している美しい写真は何か。
私が残したい写真は何であり、それはお客様の満足に繋がることができるかどうかを。

私の価値観がすぐに私の写真に表現され、それがお客様の満足につながるだけ私の美しさの価値観は、お客様の価値観とある程度一致することにより成立することができると考えている。
写真に置いての価値観もそうだけど、コーディ、撮影の雰囲気も一緒だと思う。私たちが追求しているものとお客様が追求しているものがある程度一致してからこそ顧客満足にもつながるだろう。

この話はお客様にも該当する話しではあるが、撮影に一緒に入るスタッフも同じだ。カメラマンとのコーディネートが同じことを追求することにより、写真とのコーディもその質が良くなるし写真にそれが表現できると思う。

 

綺麗に着物を着て七五三撮影が始まった。

打ち合わせのときは見せてくれなかった顔と表情で着物を見ている彼女を見てすごく美しいと思った。洋服を着ていた時とは違ってお淑やかに仕草も変わっていて、そういう彼女を見てどうしても綺麗にその美しい姿を残したいと思った。

Jiyugaoka Photo by serin,Coordinate by yeonhee