Photogenic


自由が丘店
scrollable

Photogenic : 93

投稿日:2015/8/31

1179 0

自分に何が足りないか?
考えた時にライティングの必要性を感じた。
いままで子供の表情を優先に撮影してきた。
いわば比重は子供にあり被写体である子供に委ねている部分がある。
その撮影方法では被写体が変わることで写真自体は変わるが、自分の写真の発展はないのではないのだろうか?
もっと自分でイメージし、つくりだすことを積極的にやっていく必要がある。
様々なライティングを研究し、被写体に比重を置いた写真ではなく、撮影者である自分がもっと被写体をひっぱる形で新たな可能性が引き出せるのではないか?
そう思い、今年いっぱいライティングに力を入れることにした。
 
被写体は三人兄弟の長男。
今回は妹と弟のメインの撮影で家族と兄弟撮影のみ参加する予定だった。
ふざけたい盛りの男の子。
兄弟撮影では変顔はするし、一筋縄ではいかない。
わたしもコーディネーターのヒさんも叫ぶ!叫ぶ!にぎやかな撮影になった。
 
全て撮影が終わり、最後の撮影だったこともあり日はすっかり暮れていた。
ふと、この男の子を別のイメージで撮ってみたい、と思った。
ママに1、2カット撮らせて欲しい、とお願いした。
ライトの映える革ジャンを着てもらい、黒いハットを被ってもらう。
昼間とは違い自然光が入らない暗い廊下に立ってもらい、衣装室のドアの方にライトボックスを置き、ドアで光を調整する。
この時ばかりは私の気持ちが通じたのか、被写体の男の子も真剣な表情になる。
印象的な目に力が入った。
 
Jiyugaoka Photo by Tone , coodinate by YeonHee
 

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram