写真の中で一つの重要な要素であるライティング。
当然撮りたい写真のイメージに合わせなければいけない。
今回は先に「下方からのライティング」と自らに課していたので、普段とは逆のアプローチとなったが、モデルの魅力を引き出せたように思う。
 
 
今回撮影にあたり他店舗のカメラマンの写真を参考にしたのだが、それはもっと暗い部屋で撮られており明暗のコントラストが強かった。光があたっている顔に目線がいく反面、画面全体がハードな印象になっている。わたしが表現したいのは「柔」であり、フェミニンな様子。彼女のしっとりとした空気、柔和な雰囲気・・・それをそのまま写真におさめるにはどうしたらいいのだろうか？
 
辺りが暗くなり始めた夕方、自然光はほとんど入らない空間。
後方の光が白いインテリアによって反射し、優しくまわる。
柔らかいドレスとパールの硬い質感の対比、憂いを帯びた表情・・・
こどもから大人へ
今の彼女の魅力


Jiyugaoka Photo by Kashiwagi, Coodinate by Chiba