Photogenic
市川店
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投稿日:2023/2/26
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長い期間写真をやっていると、写真において自分の考えや基準が明確になっていくことを感じます。そのため、今は説明できる写真が多く残せるようになりました。
しかしその反面
固定概念を強くもってしまうことがあります。
・家族写真を撮るときはこう撮らないといけない
・ベイビー、キッズ、ジュニア、大人を撮るときはこう撮らないといけない
など
被写体となるお客様を「ありのままを美しく撮る」と言いながら、実情は自分の中で培った経験、知識、客観の意見をたくさん取り入れ過ぎて、自分自身で自分に制約を作って限られた条件の中で撮っている感覚がしてしまいます。
だからこそ生まれるのが、被写体だけが違うだけで同じような写真が生まれてしまう。
一概にこれが全ての要因だともちろん思っていませんが。
そのため今私は、固定概念を外す撮影をするように心がけています。
被写体となる子の魅力を最大限引き出せるように、写し出せるように追及していくのがカメラマンの使命だからです。
ライフスタジオにおいてクローズアップの撮り方は既に多くの先輩方が追及し、ライフスタジオにおいては撮り方は確立されています。
「写真の4つ角もしくは3つの角を埋めるくらい被写体に近づき、照明写真にならないように手をいれて、前ボケを入れて写真を3次元にし、カメラを少し回し良い角度を探しシャッターを切る」
というが現在のライフスタジオのクローズアップの模範解答です。
こういった撮り方が確立されているために、クローズアップを撮る際は無意識にこのように撮ってしまいます。
しかし
大事なことは、これも1つの撮り方であり普遍的な正解ではないはずということだと思っています。
そのため私が考えないといけないのは
この考えを覆す新しい提案であると考えています。
そして今回、
逆に手を入れず、前ボケも使わず、カメラを回さず
写真の本質の光と、ライフスタジオで大切にしている「人」を最大限シンプルに
かつ
写真の本質の光を大胆に作り
新しいクローズアップの撮り方を作りました。
30秒間写真を大画面にし、何も考えずこの子の目を見てください。
何か感じてくれるものがあったら嬉しいです。
KATSU STYLE
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