“タダだけれど、信じられないほど価値がある贈り物”があるとしたら、それは笑顔だと思います。

温かな笑顔を向けられると、心も軽くなり、自分まで笑顔になってくるものです。

子どもの心からの満面の笑みを見た時や、家族や仲間とたわいもない話題にお腹を抱えて笑っている時、友人や同僚が屈託なく笑ってくれた瞬間など、小さな出来事だとしても、笑顔のある場面は宝物のような大切な記憶となって心に刻まれます。

にこにこと感じよく笑う人は、ただそうしているだけで、周りの人にたくさんの贈り物を届けているのかもしれません。

 

 

笑顔がもたらす力は何にも代えられないほどの価値があります。

笑顔がもたらす作用には、プラスになることしかありません。

笑顔でいることで、自分も周りも幸せな気持ちになることは、間違いないのです。

 

 

この日、七五三の撮影で来店された、彼女は普段はとても緊張しいだそうですが、撮影中は最初から最後までと言っていいほど、ニコニコで笑顔を絶やすことなく、ずっと笑っていたのが印象的でした。

 

撮影の時間帯が、ちょうど西日が差し込む時間になり、彼女の後ろからは眩いばかりの自然光が差し込んできていました。

この光を使って、彼女の笑顔を表現できないだろうかと考えながら、各々の配置を組み立てていたのを覚えています。

そんなとき前ボケとして使用した、サンキャッチャーが光の反射によって、白く光りながらぼかされ、この輝きを彼女が見せる笑顔に比例して表現できたのではないかと思います。

また、後ろから入る強い自然光も彼女を煌々と照らすことで、より彼女がもつ笑顔という表情に自然と目に行くようになりました。

 

 

笑顔でいられるということ、それは本当に素敵なことです。

何にも代えることができない価値を持つその笑顔を、ずっと変わらず持ち続けてほしいなと思います。