Photogenic
市川店
「美しさ」
投稿日:2018/12/18
1826 1
『美しさ』
【F:f/2.0】
【Shutter speed:1/160s】
【ISO: 100】
【焦点距離:85 mm】
美しさとはなにか?
美しさとは調和,均衡,対称,そして我々に喜びを与える要素,私たちが憧れる姿と比率の調和だが,その概念も多様な文化と共存の現在にはそれぞれの形態で表われ,そこに少しずつ個人の主観が介入する。
美しさとは何かをより立派に見せようと誇張し,足りない部分は隠したりするが,誇張された外形の変化をそのまま維持するわけではない。 美しい決定的要素は,私たちの美的感覚を刺激し,目を喜ばせ,自然に感嘆させる。
また,美しさは自ら存在せず,見る人の目の中に存在する。
もし,あることが私に美しいと感じたのならば,それは私たけに美しいものなのかもしれない。そのものが必ずある誰かには美しいことであるとは限らない。
スコットランドの哲学者であるデビッド·ヒュームは,約200年前,"美しさは本質的に私的で個人的な経験だ。 美しさは見る人の目と心の中にある"と語った。ある哲学者たちは"美しさというのはいいことだ,良いことは美しい"と結論づけた.
誰もが美しさを個人的に経験する。
私たちが過去に感じたものは現在私たちが感じる感情の一部になる。 親の愛,友達との愛,そして異性との愛,これらは我々に過去の経験を想起させ,その瞬間が詳細に描写されるのではなく,全体的な記憶の彫刻がイメージとして浮び上がり,それを美しく感じる。
写真の美しさもやはり同じだと思う。
もちろん構図とアングル,光の強·弱,調和と均衡の対称写真を美しく構成する要素の一つである。 しかし,私たちは写真が与える美しさよりも,写真を撮る瞬間に感じた感情や記憶,そして思い出を思い浮かべながら美しさを感じる。 その写真がたとえ顔が見えない写真だとしても。
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