撮影をしていれば色々なものを考えることになる。顧客と会ってどのような話をしなければならないだろうか?どんな写真を好きだろうか?どのようにぎこちないということを減らしていこうか?このように色々なものを考える理由は顧客に先に近付くためだ。韓国で撮影する時私は自分のことをお話が多くて愉快な人だと考えた。顧客に色々な質問と返事をしながらお互いの共通点を探して親しくなろうとした。

撮影して両親と子供の反応を観察して判断する。少しは軽いがおもしろい町内おじさんモードで撮影しようか? でなければ重量感あって寡黙なカメラマン モードで撮影しようか? でなければもう少し観察した後行動をしなくてはとする考えに陥る。結局顧客の反応で決定する場合が多いが時々は直感に依存して雰囲気を作っていく。753撮影に訪問した3才の彼女は小さくて可愛いおてんばのようなイメージの子供だ。本人の意志表現が明らかでモデルのような容貌と海のようにきれいな目（雪）が可愛い子供だ。ドレスを着たこの子を見ていれば芸能人のような雰囲気が感じられる。 それでさらに美しくとりたい欲望が生じてたちまち興奮した私を発見する。猛獣が餌を探すように私は撮影場所を探してレンズを選択して撮影された結果を想像する。

-. 僅かに隠したカーテンのグラデーション.
-. 子供の表情とポーズの絶妙の調和.
-. 後から出る逆光のイメージ.
-. 子供の位置とカーテンが写真の均衡維持.

写真は光で描く図という。私も写真が'光で描く図'という話に全面的に同意する。写真で光はなくてはいけない大切な存在だ。私たちは光を見る目を持たなければならない。私たちはなぜ写真分析をするのか？写真の技術を向上させるためだけではなく、顧客との関係性の振り返りを行うように様々な理由がある。今後写真分析をするとき自分が好きな写真という理由で分析するのではなく、定義付が出来るものを分析していく。今回の「観察」ではお客様との関係について観察を行った。