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私のするべきこと
投稿日:2012/4/23
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私のするべきこと
先日の全体会議で、やりたいことを叫ぶよりも、今するべきことをやっていくほうが何倍者価値になるという話があった。
人は、今の状況を考える時に、やりたい事が出来ているのかできていないのかを考えてしまうが、そこで今やるべきことをやっていく力がないとやりたいことも、やるべきことも両方できないし、やりたいことばかりに気を取られ、今の状況を無視していくことはできない。
私は、今何をするべきだろうか。
ずっと前に社長に私は何をするべきかと訪ねた事があった、その時社長は多くを望まなくても良い、今ある環境でうまくやっていくことだと言っていた。
私は、半分残念に思い、半分わからなくなった。
つねに新しいものを求めて行くわけでもなければ、今いる状況に何か抱えていたから聞いた気もする、忘れてしまったが。
会議でも、今後の方向性を話しているとこういう話になる。
やりたい事を伸ばしていける会社創りをしよう、一見当たり前のようにも見え、しかし自分たちのいる現状を嘆いているようにも見える。
私は昨年より、いろんな事に取り組んできたが私がやりたかったのかと言えば、やりたいというよりも、自分自身が選んだと言うほうが強かった。仕方ないとかそういうことでは無く、選んだ道に全力を尽くすことを望んだと言うほうが正しいかもしれない。
今考えてみれば、私は多くの事に頭を付けす技ているのだろうか。しかし一歩では実質的に動いているというよりも、アイディアを出したり、まとめたり、進行したり話を聞いたりのほうが主体になってきた。
今までは、どこにいても実働をしてきた。デザイン室では率先して電話受けをし、梱包をして顧客対応に明け暮れ、何かを頼まれる事も多かったし。自分が動くことのほうが多かった。
しかし今の現状を見ると自分自身が動くというよりも、誰かと共に動かしていくほうに回って来た。
自分自身のスケジュールのみで無く、相手やチームをスケジューリングして日程を決め、進行状況を確認し、締切に合わせて行く作業。
今私が何をしているのか聞かれた場合は、調整役?管理というよりも確認役?とでも言うべきか。
実働から、そちらの部分への移行を感じている。
これは私が望んだことというよりも、こうして行くことで動かして行けるからである。日々何かを作り、成果を出し、人を動かしていくという事は自分への実動がその方向へ行くことになったと言う自然の流れか。
そしてデザイン室では、皆を実験台にしているわけではないが、人の変化発展というものをいかに現場につなげ毎日をどのように生きていくかを考え、日々実践している。
これは、新しい毎日であり、毎日を昨日よりも今日、今日よりも明日として作って行けるそのような発展を作っていき、見て行けることはこのうえない幸せである。
何かの方法や、心もちで日々が良くなって行ける習慣を作っていくということだ。
LIFESTUDIO手帳の役割を、私が果たしていくということか、何が大事で何をするべきかを見出し、人の変化発展を感じ取り、見守り、時にはつついたりする存在。
そんな存在になれたら嬉しい。
手帳は揺るがないし、いつも受け入れてくれる。そしてそこに書いてある事を投げかけ、人を動かす。
そして自分自身も動いていき、成功体験を積んで、成長した姿を見せて行く。そして人間と言うものの本来の姿を追い求めて行くのだ。
最近は、一日をどう過ごしていくのか、スタッフにどう一日を過ごさせるのかに重点を置いている。これは、経済的にも安定しているから出来るものだろうか。
そんなことはないだろう。一日をどんな心持ちで過ごし何をするかは誰にも決められない。
「夜と霧」にも出てきたが、自分の環境は決まっているかもしれないが、その中でどんな人生を送るのかは、その人次第なのだ。
ライフスタジオのやっていくことの中に「自立」と言うものがある、昨年もデザイン室の中で多くが語られたことであったが、これは人としてのテーマでもある、そして自分は与えられた中で生きていると言うこと、何かに属し、その中で与えられた職業、役割、そして市民としての生活をしている、それが与えられたことであることは否定できることではない。
私の自立には、何が必要だろうか。
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