変化発展

 

よくこんな話を聞いた、「昨日よりも今日、今日よりも明日。」これは毎日変化発展していくということである。

私は今、その毎日の変化発展について考えている。

子供は、よく食べ、よく寝て、よく遊ぶことで日々変化発展していく。

これは、子供はこれをするべきで、これが体と心の成長につながるからである。

 

では我々大人の日々は、毎日をいかに過ごすことで日々変化発展していくのだろうか。

7つの週間では、人生の終わりの日を考えて、そこから人生を考えて行くと言う方法が取られていた。学校ではカリキュラムがあり、そのカリキュラムに沿って教育が行われ、ある程度の部分までは進んでいける。

我々の社会生活ではどうだろうか、カリキュラムがあるわけでも無く、まして職人の世界もない為、なにがゴールとかではない、退職の日が決まっているわけでもなければ、ノルマがあるわけでもない。

 

最近、デザイン室では時間軸でものを考えるようにしてみた、自分の一日を自分で計画し、実行し評価する時間を設けたのだ。

自分で時間を区切ること、デザイン室では時間に縛られることは特にないため、時間に対する曖昧さが出てくる。

それは自分に対する曖昧さでもあり、そこを自分で克服していけなければ、説得力も何もない。

 

最近私は、実質的なデザイン室の仕事以外の部分での進行状況の確認等の時間も必要になってきた、私は実働時間が短い分、その中で自分自身が何を行なって行くべきかを常にフル稼働で考えていかなければならない。

ただこの時間を自分に制限をかけるという事は、非常に有効である。時間を無限大だと考えて繰り返していくとそれだけで、自分自身の能力を低くしている事になる。