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LIFESTUDIOの構成要素-美
投稿日:2012/1/12
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LIFESTUDIOの構成要素-美
先日コーディネーター会で話をしていた時に、自分の口から出た言葉が普遍的な美、そして変わることの無い美というものであった。ライフスタジオは早5年ほどがたとうとしているのだが、5年まえライフスタジオで撮影をしたお客様が今5年前の写真を見て美しいと思える写真を撮っていきたいという話をした。
美というものは、薄れるものでなく、輝きを増すものであって欲しい。その時ちょうど所沢店のサンプルが見えたとき、今でもいい写真だなあと感じたことを思いだす。
流行や、そしてその時の自分の状態などで変化し発展するものでもある美というものをどの様に追求をしていくべきだろうか。
私達は美しさを提供することを求められている、ただの美しさではなく、プロとしての美しさである。お客様からお金を頂く以上、自分自身の美しいの基準を知るべきであり、ライフスタジオの美というものを確立できてこそだと考える。
コーディネーター会のチームの中でも美を意識したチームがあった。そこのチームの構成員たちは見るからに個性的でこだわりを持っているのがわかる。そんなみんなが4ヵ月後、美というものについて考え、深めそして皆に伝えていけるまでになって欲しい。
私自身もデザイン室というところに身をおきながら、美というものを意識し現場に落とし込んでいくという作業の必要性を感じる。
果たして美とは、何なのだろうか。
何を持って人は美しいと感じ、それを楽しむのだろうか。
私の愛する、ウィキペディアにこうあった。この美のページはコーディネーター全ての人に読んで欲しい。
美(び)とは、「美しいこと」、あるいは「美しさ」であり、自然の事物等に対する感覚的に素朴な印象から、芸術作品に対して抱く感動の感情、あるいは人間の行為の倫理的価値に対する評価にいたるまで、さまざまな意味と解釈の位相を持っている[1]。。
美は一般に、「良いこと」従って、哲学的な表現では、「善」と何かにおいて関係するものだと言える。
言語表現について述べれば、例えば、見事に開いた薔薇の花を「美しい」と人は表現し、あるいはレオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ(ジョコンダの微笑)』を美しいとも評する。古代エジプトの女王であったクレオパトラ7世は「美女」として著名であり、数学者は、抽象数学であるリー群やイデアル理論に出てくる定理を美しいと述べる[2]。モーツァルトやフォーレの音楽は、繊細な美しさを持つと言われ[3]、ヘルマン・ヘッセは、作品に『青春は美し』という題をつけた。また、日本語では、「姿ではなく、美しい心の持ち主」というような表現もする。
これらの言葉の使われ方から窺えることは、「美しいこと・美」とは、何か良いこと・快いことであるが、またそれは「優れたこと」であり、また「感動」を人に与える何かであるということである。
その他、多くのことに触れていたのだが、私が一番考えるべきだと感じたのは、美とは
感覚・感情・倫理的価値等、多くの事柄を含んでおり、美とは善とか真とかと同じ様に扱われるということである。
本当に美しいということを知ることを哲学者は最上の目的とし、そして今まで世界中の人々は美を追い求めてきた。
ライフスタジオは写真館の定義の中で美しさを一番先にあげている、存在の美学を写真にのこし、関係性を美しいものとして残す。美について知るということは、多くの知識を要し自己を高めていく必要性をうかがわせる。それを提供しようとする私達が美について考えないわけにはいかない。
私の今後のテーマになってくるだろう。そして美をテーマにしているチームがどのような方向性でもって4ヶ月間歩んでいくのかとても楽しみである。
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