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内部文化 文化とは
投稿日:2011/11/14
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内部文化 文化とは
内部文化を創ろうと奔走すればするほど、自己の不足さを感じ、そして途方も無いことのひょうな気がしてくる。
途中で逃げ出したくなる衝動に駆られることもあるし、こんな事に意味があるのだろうかと感じたり、周りとの温度差に自分を責めたりもする。
自己の不足さとは、社長や周りの人からいつも言われる「冷たい」「愛が無い」ということだろう。
これは突き詰めれば一番たちの悪い自己中心的な考えをもているともいえるのかもしれない。
今まで、そんな風に思ってはきたが毎日のように言われ、そして自分自らも感じる日々である。
内部文化を創ろうと走れば走るほど、メンバーとの距離が離れていくような気がするし、メンバーの為と思ってはじめても、本当にメンバーのためになっているのだろうか、負担をかけているだけかも知れないと思ってしまう。
そして私がやるべきではないことかも知れないことまで、口を挟んでいるのかもしれない。
では「どうすれば世界一愛のある、暖かい人になれるだろう」
そして血の通った内部文化を作ることが出来るだろう。人に代わって欲しいといくら思ってもそれは自己中心的な発想でしかない。自分自らが行動で示していくべきである。
マザーテレサは言う。
今日の最大の病気は、らいでも結核でもなく、自分はいてもいなくてもいい、だれもかまってくれない、みんなから見捨てられていると感ずることである。
最大の悪は、愛の足りないこと、神からくるような愛の足りないこと、すぐ近くに住んでいる近所の人が、搾取や、権力の腐敗や、貧しさや、病気におびやかされていても無関心でいること。
……病気の人、苦しんでいる人にとっては、この会の人がいたわりと慰めの天使でありますように。
わたしどもの貧しさの生活は仕事にも劣らず必要である。
どれほど貧しい人に借りがあったか、天国へ行ってはじめてわかる。
彼らのことでもっと神を愛することを教えられたということのために。
親切で慎み深くありなさい
あなたに出会った人がだれでも
前よりももっと気持ちよく
明るくなって帰れるようになさい
親切があなたの表情に
まなざしに、ほほえみに
温かく声をかけることばにあらわれるように
子どもにも貧しい人にも
苦しんでいる孤独な人すべてに
いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい
世話するだけでなく
あなたの心を与えなさい
協労者は、行為に愛をあらわすべきです。
私たちの愛の仕事は、平和の仕事にほかなりません。
より大きな愛を持って、てきばきとこの仕事を果たしましょう。
それぞれの仕事で、毎日の生活で、家庭で、周りの人といっしょに。
私達は、何も大きく何かをするだけが愛ではなく、いつも周りにいる人々を愛することから始まる。
そしてそこが素晴らしい場所になってそれが伝染していくようになること。これが一番のやり方である。
文化とは、形式だけにとらわれては成されるものではない。
形式でこれを使用とか、システムとかプロセスとかそんなもので文化はなるものではない。文化は感情で動くものであり、人を強制的に動かすものではない。
文化は方向性や価値観を共有するところから始まる。そのお互いの共有や理解が生まれていない状況では、外面的な部分で進んでも、内面のしこりは残るのである。
そこに本当の嬉しさや達成感は生まれない。
共に歩むということは、お互いの理解や理解しようとする行為それ自体が必要である。
私は、大切なことを忘れて文化の形式を取ろうとしてきたのではないか。
だからうまくいかないし、皆が楽しくも無い。
内部文化を形成するということは、私の成長に一番つながっているんだなと感じる。
私の一番足りない部分を教えてくれたし、それを乗り越えていこうと思わせてくれた。
愛のあふれた人…
昔 天童さんの小説の「あふれた愛」という小説を読んで涙ぐんだこと。
マザーハウスの山口さんも、事業とスタッフの関係に悩んでいたこと。
ライフスタジオでも今、皆が内部文化に向かって走っている。
皆が、ともに成長できたら嬉しい。
そしてそのメンバーや場に合った、最高の文化が生まれて欲しい。
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