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10月を振返って
投稿日:2011/11/1
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文化の形成と行動様式
文化にはいくつかの定義が存在するが、総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のことである。社会組織(年齢別グループ、地域社会、血縁組織などを含む)ごとに固有の文化があるとされ、組織の成員になるということは、その文化を身につけるということでもある。
とある。
文化の形成とは、偶然的であろうか、意図的であろうか。
ライフスタジオで内部文化を叫び、実行しようとする店舗が増えた。それは文化という抽象的なようで歴史を動かしてきたものを実際に適用しようとするものであり、そして新しい文化、理想とする文化を掲げて創造していこうとする作業である。
それはあたかも、砂漠の砂を一つ一つ定位置に置いていくような作業である。
しかし砂漠の砂に水を少しずつ加えて、形を変える事があるとき出来るようになる。これが自由というものではないか。
組織の価値観や、砂粒のような構成要素に自身で調味料を加えて形を変えること。
私の一ヶ月がデザイン室の文化形成にとって何を意味するのか、それはその行動様式の見直しであり、構成員達へのアクションであり、一つになろうとする一つの柱になろうとしたのではなかったか。
物事に含まれる真理を探し出し、きっと皆しっているであろう真理を再度確認しそれをつなげていく作業である。
自然と孤独な作業のように見え、孤独ではなかった。それは人の事を考えるという行為からなるものだろう。
自分のためとかそんなものだとしたら、孤独で投げ出していたかも知れない。
現象のおくにある、核を見つめる事。行動には現象と実在、みえているものとその中にある光るもの。それを見つめていく事が楽しかったし、人の変化発展に着目する事それ自体が美しさであり、楽しみであった。
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