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内部文化 討論1

投稿日:2011/10/19

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内部文化 討論1

 

デザイン室では、毎月1回のデザイン室での討論と本社で集まっての討論を行っている。

今回は討論について、討論の準備や臨む姿勢について考えてみたい。

まず討論とはいかなるものだろうか、

最近討論について、探していて出会った本がある。その中に討論の精神という項目があり、

その本は論議について書かれていたのだが、

論議とは人の意見を聞いて理解する為のものである

と乗っていた。これを読んだ瞬間その通りだ!と思わず叫びたくなる感覚を味わった。

なぜかというと、私たちのやっている討論自体が自分の意見を押し通すようなものになっていたからだ、話を最後まで聞かずに自分の意件や解釈をしようとしたり、他人の意見に関心が無く、聞くそぶりだけしていたり、自分の持論のときだけしゃべったり、討論自体に苦手意識があり、何かを話さなければいけないとあせって、結局何も話さず終わったりと。この時間をどうにか皆にいいものでありたいと願っていたときに、これはとても大きな変化であった。七つの習慣で言えばパラダイムの変化とでも言うのだろうか。

相手を理解するためのものであれば、全ての人に有効であろう、この時間を使って共に歩む人たちを深く共に理解する場になるのであれば消極的な参加はなくなるのではないだろうか。

さて、今回の討論は2011年は自分にとってどのような年であったかである。

これを使って討論のやり方を考えてみたいと思う。

まず討論には適切な質問が大切である。ここで今回の討論の質問を考えてみた。それは「自分の人生にとって2011年とはどんな年だったかを一言で表す」である。

これは、毎年目標を立ててそれをこなしていくのだが、これがとてもは単発的なものに感じるからである。私自身もそうなのだが、毎年暮れに1年の目標を振返るが、これも出来なかったされも出来なかった、、、と反省が募り来年こそはと具体的でないあやふやな目標を掲げる。そうではなくて、この年は人生の中の2011年である、それは人生をいかに生きるかを考えた上ででは今年は、について考えるほうが有益であると考えたからである。これを一言で表し、なぜこの言葉にしたのかを説明するのはどうだろうか。相手を理解するやり方としてどうだろうか。

共に働くスタッフが人生をこう生きたいと考えていて、そして2011年はその人生の中でどういう都市なのかということを知れれば、相手がどういう考えをもって人生を歩み、今どの段階で、何を今するべきなのか、何を中心にやっているのかを知ることが出来るのではないだろうか。

ただ漠然と2011年はというよりもより深くその人を理解することが出来るのではないかと考える。

そしてお互いに理解しあうために本には議論でのすべての意見は人に理解してもらうために出すものです。それには自分の意見を筋道だてて論理的に話を進めていく必要があります。結論を出すだけではなく、なぜその結論に至ったかを説明しなくてはなりません。これが意見の客観性です。

とある。

自分の意見に責任を持つのはもちろん、相手に伝わらなくては意味が無いのである。そしてそれはお互いの為に必要なことなのだ。初めからうまくいかないかもしれないが、やっていくうちに心がけていれば出来るようになってくるだろう。

 

ここで、私は一つ間違いに気づく、討論とは論議の種類であるけれども私の出した質問では討論にならないということ。

しかし、今ライフスタジオでやっているものは討論というよりも意見の述べ合いになっている。討論とは本によると

·                                 参加者は「賛成派」「反対派」「審判」の3つに分かれる。兼任はできない。

·                                 賛成派・反対派はお互いを言い負かすために全力をつくす。

·                                 審判は両派の言い分を聞いて、どちらが勝ったかを判定する。

·                                 審判の判定は絶対である。審判への攻撃は許されない。

·                                 審判は公正でなくてはならない。意見の偏りがあってはならない。

というルールがあるものであるという、そして社長もこのようなルールをしばしば適用する。参加者を賛成、反対に分け社長自身は審判の役割をするのだ。

こう考えれば考えるほど、討論を正しく皆に有益にするというのは簡単なことではない。

しかし理解しようとする前提があればこそやりがいもあるのだし、やっていくべきであると考える。

 

今回は討論1である。今後デザイン室皆が人生の主人になるために考えて実践していきたい。

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