月刊8月のクリスマス 12月 人気賞　優秀作品

maa_500_nさん

光は指す方向によって、被写体への印象はまったく変わり、

光をどう捉えるかはカメラマンによって様々だ。

 

光は存在を際立たせ、温かみを生み、色を映し、視線を集中させる。

その光をどう生かすのかは、カメラマンの腕の見せどころである。

 

こちらの写真は、光で被写体を際立たせるのはもちろんのこと、

光自体を写真の中に写し、右上から左下へ続く光のラインが生まれ、

その光のライン上にある被写体の魅力である目とぶつかることにより、

視線を離さない効果がある。

 

この光のラインが写真自体を引きしめ、一枚の写真を見たときの充足感を生んでいる。

maa_500_nさん

受賞おめでとうございます。