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~あふれた愛~

投稿日:2016/10/13

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~あふれた愛~

ライフスタジオの写真が残せるものは何だろうか…
私たちは日々何を残しているのだろうか…

【関係性】【空気感】【家族の歴史】【家族の愛】【瞬間】【出会い】
多くのものを一枚の中に要素として取り入れてそれらが見る人に伝わる。
そしてそれ写真と言う形を持ってこれからの家族の人生に寄り添っていく。
この構成要素の中で最も強くそして硬く繋がれていくものは【愛】であろう。

辞書で見てみると

~愛~
そのものの価値を認め、強く引きつけられる気持。
かわいがり、いつくしむ心。いつくしみ恵むこと。いたわりの心。
 とある。

人は自然な形で昔から家族を形成してきた。他人といわれる関係から出会い結婚し、子供を生み育てていく。
その一つ一つの中に関係性がある。
夫婦の関係、兄弟姉妹の関係、親子の関係それらが重なり合って家族を形成している。

この【愛】を関係性と言うツールをもって表現したものが写真となって現れる。

この日撮影に来てくれた家族も4人の中に多くの関係や歴史や出会いがあふれていた。
私の大好きな小説化に天童新太の【あふれた愛】というものがある。
様々な人生の中の大それたイベントや大きな事件があるわけではないが、愛と言うものを表現し、
その愛の形を現したものが題名につけられたあふれた愛である。

本の内容と写真がリンクするわけではないが、この写真を見て感じた一言はあふれた愛だった。

家族写真は一枚のデータ、ドットの集まりのデータではあっても心が入っているその一枚に私たちは心を揺さぶられ、
動かされる。シャッターを切らずにはいられない瞬間があるのだ。

この一枚を撮るために神経をとぎすまし、何百枚の中の一枚ではないこの瞬間にシャッターを切る。
多くの要素が重なり合って化学作用を起こし、その場にいなかった私に【あふれた愛】という一言を感じさせたのだ。

李社長がよく言うことがある、写真を撮るための構成要素、光や構図やインテリアや被写体や何万もの組み合わせの中からそれらの最高の一点を探しそこからシャッターを押す。と…

家族4人の笑顔とセンスの良い服たち、家族の中に流れる空気、真っ白いホリゾントに4人。
ホリゾントは空間の捕らえ方そして光を読む力が必要であるし、そこに被写体を動かす力が加わることで完成される。
一番難しさもあり、そして一番力を問われる場でもある。そのホリゾントの中で自然に笑顔を引き出し、
イメージを感じさせる技術。そのひとつでもかけていたらこの写真は生まれなかっただろう。

家族の歴史、愛、関係性、そのひとつひとつが手に取るように感じられる。
きっと何年か後にこの写真を見返したとき、この家族も感じるだろう。

この一枚に刻まれた【あふれた愛】を。
 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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